"恋人育て"、そのコツとは?

今おつき合いしている彼が、もっと素敵な男性になる秘訣は女性の自分にある、と知ったら、その方法を知ってみたくなりませんか? 彼を今より素敵な男性に変えられる女性の条件は、"恋人育て"がうまいこと。そして、その女性たちには共通点があるのです。

■ベタでも「頻繁にほめる行為」は効果絶大!

「たまに」ではなく、「頻繁にほめる行為」を「嫌味なく」できる女性は、恋人育てが上手です。男性は気を許せる恋人といるとき、"男"ではなく"男の子"に戻る瞬間がありますが、ほめることが苦手な女性は、この瞬間を活用しましょう。

「さすが、◯◯はデキる人だよね」「◯◯なら楽勝でしょう」など、簡単な言葉でいいのです。頻繁にほめることで、人は期待されたとおりに成果を出すという、心理学の「ピグマリオン効果」が発揮されやすくなります。

■自立した精神を持ち適度な距離を置くことができて、浮気の心配がない

これは、男性を仕事に集中させてあげられる女性の共通点。集中して物事に取り組めば、必然的に能力が向上します。能力が向上すれば社会で認められる機会が増えて、社会人としてはもちろん、人間性もより良い方向に育まれます。

そして、このタイプの女性を恋人に持つ男性は、次第に安定感も備えるようになります。自分にべったりではなく浮気の心配もしないですむパートナーがいると精神が安定するのは必然で、精神が安定するとプラスの流れに乗りやすくもなるのです。

■できないことは「できない」とはっきりと言える

筆者は仕事で恋愛相談を受けていますが、全力で彼に尽くした結果、彼を甘えん坊にしてしまう女性を大勢、見て来ています。交際初期の段階で、できないことは「できない」とはっきりと伝えることが、恋人が育つことにつながります。好きな人同士が一緒にいるわけですから、「できないことは自分がフォローしよう」という、相手を気遣う心が育ちやすくなるのです。

■「男を立てる」ことを行動に移せる

わかりやすく言い換えると、「三歩下がってついていく」こと。男女平等が社会に浸透した今は古い価値観かもしれませんが、これを実行に移されて嫌がる男性はあまりいません。彼の友人・知人の前では尊敬していることをアピールする、大勢のときも2人のときも彼の話の腰を折らないなど、あらゆる面で「男に恥をかかせない」行動が基本です。女性に立てられることで彼は、男らしさが育っていくのです。

この4つは、「ありがとう」と言うことを習慣づけることと同じく、お金がかかるわけでもなく意識さえすれば今からでも始められます。すべてがそろえばものすごくイイ女でもあるので、目指して損はありませんよ。

※写真と本文は関係ありません

著者プロフィール

内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1800人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。無料恋愛相談も実施中(休止中の時期もあるため事前に必ずブログを参照のこと)。