より正確な情報は8月前半の追加報道に注視

現時点でのMacRumorsの報道は「又聞きした噂」に過ぎないが、実際のイベント開催日時が近付いてくると、より正確な情報が出てくるようになる。例えば、米国内でもAppleと比較的関係が強く、内部情報をよく紹介してくるジャーナリストの報道だ。

昨年2013年の例でいえば、All Things Digital (現在はRe/codeに移籍)のIna Fried氏の「Circle September 10 on Your Calendar for Apple’s Big iPhone Event」という記事が典型だろう。おそらくは内部リークに近いものだが、「9月10日にiPhoneイベント」という情報を「8月10日」に報じている。ちょうど1カ月前だ。つまり、このちょうど1カ月前の時期にイベント開催がほぼ決定となり、少しずつ情報を外部に出して準備を開始する……という経過になっているとみられる。

なお、筆者の過去の経験からAppleは報道関係者向けの招待状をイベント開催の1週間~10日前に送信し始めるため、もし、9月9日の開催であれば日本時間で9月1~2日くらいに「Appleイベント開催」の正式情報が流れ、16日であれば日本時間で8~9日に情報が流れてくると考えられる。

招待状には意味深なメッセージが込められるのが恒例

また、比較的正確な内部リークが流れるのが1カ月前だとすれば、今週末ないし来週前半あたりのニュースをチェックしていると、何か新情報が出てくるかもしれない。逆に、この8月前半のタイミングで次の情報が出ないようならば、発表会は9月後半にずれ込むと考えておいていいだろう。