【レポート】

最高齢の猫は何と38歳! うちの猫に長生きしてもらう秘訣をプロに聞いた

 

愛猫や愛犬と一緒に暮らしている人は、例外なく皆、「うちの子に元気に長生きしてほしい!」と思っていることであろう。最高齢の犬・猫の年齢はそれぞれ29歳と38歳だ。とても長い記録である。では、愛する家族に長生きしてもらうためには、どのようなケアが必要なのか。

愛猫リクにも38歳まで長生きしてほしい!

自宅で一緒にくらす3歳の愛猫。まだまだこの先、ずっと一緒にいたい。もしも本当に38歳まで生きることができるのならば、あと35年も共に過ごすことができるのだ。

この子のために私に何ができるのか。今回、ペットフードメーカーであるロイヤルカナンが主催する、第4回インターペットのブースにて、犬・猫の肥満と食事について学んできた。

肥満になると寿命が縮む!!

愛猫・愛犬に長生きしてもらうためには、肥満のケアが必要だという。それは何故か。理由は単純で、標準体型を維持すれば、長生きできるためである。

社長の山本俊之氏もブースで来場者に説明

6~8歳時の体型が太り気味だった犬と、標準体型だった犬とでは、平均寿命が約2年も違うというデータがある。前者の寿命は11.2年、後者は13.0年だ。寿命の観点から見ても、いかに体型維持が大切であるかがわかるだろう。

標準体型を維持すれば、うちの子も長生きできる!!

体重を見て肥満かどうかを判断することはできない!!

よって、愛猫・愛犬に長生きしてもらうためには適切な体型を維持できているのか、しっかりと確認をすることが大切なのだ。ただし、犬や猫の場合、人間とはちがって身長・体重で肥満かどうかを確認することはできない。では、どのようにして確認するのか。実に簡単、肋骨を触ってチェックするのだ。

肋骨をチェックする際は、寝ている最中に行うとスムーズだ

ボディコンディションスコアとは

ロイヤルカナンによれば、ボディコンディションスコアというものを使って、犬猫の肥満度をチェックすることができるという。標準体型の基準は、(1)腰のくびれが確認できる、(2)肋骨は少量の脂肪に覆われ、触れる、(3)腹部はごく薄い脂肪の層に覆われている、の3点である。

このスコアは、犬猫共通で使えるスコアだ。このボディコンディションスコアを使って、肥満であるかどうかを確認しよう。

完全に無防備の状態でいてくれると、チェックもすぐにできる

実際にブースで体験してみた

基準はわかったが、しかし文章や絵だけではどの程度のさわり心地が「標準」と認定されるのか、いまいちわからない。ということで、ロイヤルカナンが用意したブースにて、実際に「肥満体型の犬」と「標準体型の犬」を触ってみることにした。

ぬいぐるみではあるが、内部に肋骨が仕込んであり、どの程度肋骨を触れると肥満なのか、わかりやすくしてあるとのことだ。

左が標準体型の犬で、右が肥満ぎみの犬のぬいぐるみだ。目に見えて体型が違うことがわかるだろう。実際に触れてみると、標準体型の犬は、少し触っただけですぐに肋骨があることがわかる。しかし、肥満ぎみの犬の場合は、少し力をいれて触らないと、肋骨の感触が指に伝わってこない。なるほど、この状態だと「肥満」と認定してよいのかと学ぶことができた。

栄養についても学ぼう

獣医師免許を持つ原田洋志氏

また、ブースでは猫・犬にとって必要な栄養素は人間とは異なるという点についても学ぶことができた。人間は雑食動物、犬は肉食に近い雑食動物、猫は肉食動物。人間にとって完璧な栄養バランスの食事を、もしも犬や猫が摂取すると、彼らにとっては非常に偏りのある食事となるのだ。

ロイヤルカナンによれば、フードの袋に書いてある給与表通りに食事を与えてはいけないとのこと。あくまで目安であり、同じ体重でも、運動量や年齢、ライフスタイルによって必要摂取カロリーが異なるのだそうだ。適正な体重を維持できるよう、給与量を調節する必要がある。

また、「おやつを与えたら、その分ご飯を減らさないといけない」、「避妊去勢手術後は太りやすくなるので、今まで通りの食事はあげないこと」、「愛猫・愛犬の体重が500グラム増えた場合、それは50キロの人間が55キロになったのと同等なくらい重大なことなので、人間と同じように考えないことが大切」など、同社は継続的に啓発を行っている。

また、継続的にきちんとした勉強をしたいという人には、ロイヤルカナン公式「ヘルス ニュートリション ラーニング プログラム」が実にオススメだ。「最適な栄養には、正しい栄養の知識を」というコンセプトのもと、ウェブ上で学ぶことができる。もちろん利用は無料。獣医師が監修した本格的な内容を学ぶことができるのだ。

アンバサダー達の反応

今回のブースでは、「犬と猫の健康アンバサダー・プログラム」の一環として、「ロイヤルカナン 犬と猫の健康アンバサダー」7名が参加したとのこと。愛犬と一緒にブースに来た方もいたそうだ。アンバサダーたちは、「フードにこだわったりとペットの健康には気をつけていたものの、今回の体験を通じて、きちんとした知識を持つことの大切さを実感しました」、「ペットとの毎日はかけがえのない時間であり、1日でも長く一緒にいたいです。私たちオーナー自身がペットを守るためにも、勉強を続けていきたいと思います」とコメントしている。

肥満を防止し、正しい知識を身につけよう!

実際に自分の愛猫でも健康チェックをしてみた

せっかく学んだので、自宅でもきちんとボディコンディションをチェックしてみることにした。

奥にいるサバトラ白の猫が6キロの兄猫・リクだ。手前のスモークブラックの猫が3.5キロの弟猫・ハルだ。

こうしてみてみると、体重が約2倍近くあるだけあって、大きさの違いがよくわかる。

まずは3.5キロの猫からチェック

まずは弟猫からチェックしてみる。体重は3.5キロと小柄だが、ブースでも学んだ通り、「体重が軽いから肥満ではない」とは言い切れないのだ。きちんと肋骨などを触ってチェックすることにする。

この子はやや痩せぎみ~標準体型であるようだ。力を入れなくても触れるとすぐに肋骨があることがわかる。

ブースで触った標準体型のぬいぐるみよりも、ややはっきりとした肋骨の感触があった。この年齢の猫にあった、適切な栄養を、今よりも少し多くとってもらう必要がある。

肋骨をチェックした後のうちの猫の様子。少し長めにさわったので、少々ご機嫌ナナメ。チェックする際は、猫がぐっすりと眠っている時を狙う方が良さそうだ。

兄猫もチェック!

さて、続いて兄猫もチェックしよう。かなり大柄だが、どの程度の体型なのか……。どきどきしながらチェックしてみる。

ツチノコ?

標準体型の基準のひとつに、「腰のくびれが確認できる」というものがあったが、この基準は……クリアできていなかった。

お尻もかなり大きい。分厚い皮と肉に包まれている。

さあ、いよいよ緊張の一瞬である。うちの子の肋骨は果たして触れるのだろうか……!?

10秒ほどかけてじっくりと触っていく。ブースで触れた、あの標準体型のぬいぐるみに比べると、やはり肋骨の感触がにぶい。少し力を入れて触れて初めて感触がわかる程度だ。

世界で一番大好きな、愛猫にしっかりと長生きしてもらうためにも、この体についたお肉を落とす努力を飼い主がしっかりすべきなのだと改めて実感した。

そして偶然にも、この次の日に愛猫を動物病院に連れて行く機会があった。獣医の先生に聞いてみると、「あと500グラムほど体重を落とすと、適切な体型になりますよ」とアドバイスをいただいた。標準体型を目指し、良質な食事を摂取し、適度に運動することをここに誓った。

ロイヤルカナンのブースで、「体型管理手帳」というものをいただいたので、こちらを使用して管理することにする。日付と体重、食事内容とコメントを記入する欄があり、ボディコンディションスコアも記録することが可能だ。

愛猫・愛犬に、いつまでも長生きしてもらうためにも、是非今日から、チェックしてみてはいかがだろうか。

関連キーワード

人気記事

一覧

2016年9月25日の運勢

イチオシ記事

新着記事

[ハドソン川の奇跡]トム・ハンクス&アーロン・エッカートに聞く「みんなで力を合わせれば…」
[19:23 9/25] エンタメ
[アニメ1週間]「君の名は。」が興収100億円突破 水樹奈々が初の甲子園ライブ
[19:00 9/25] ホビー
Photokina 2016、タムロンブースで望遠ズーム新作「SP 150-600mm」を構える
[18:36 9/25] スマホとデジタル家電
ミュージカル「忍たま乱太郎」第8弾は5年生が主役!兵庫水軍と初忍務
[18:30 9/25] ホビー
[今週の新刊]10月アニメスタートの「3月のライオン」が登場 「狼と香辛料」「マイぼーる!」も
[18:30 9/25] ホビー