なんとファンレスのMaxwell

Palitの「GTX750Ti KALMX(NE5X75T00941-1073H)」は、GeForce GTX 750 Tiを搭載するファンレスのグラフィックスカード。電力効率に優れるMaxwellとはいえ、消費電力は60Wあり、ファンレスモデルはこれが初めて。基板から大きくはみ出る2スロット厚のヒートシンクを搭載することでファンレスを実現した。ドスパラパーツ館での価格は17,980円。

Palitのファンレスカード「GTX750Ti KALMX(NE5X75T00941-1073H)」

これくらいはみ出ている。上方にも飛び出しているので干渉には注意だ

ファンレスモデルとしては最強クラスとなる能力を持つグラフィックスカード。コアクロックは1,020/1,085MHzで、これはリファレンス通りであるが、同社のオーバークロック用ソフト「ThunderMaster」が付属する。グラフィックス出力は、Mini HDMIとDVI×2の3端子を備える。

カードは2スロット厚。出力端子はMini HDMIとDVI×2だ

WDからも6テラHDDが発売に

Western DigitalのNAS向け3.5インチHDD「WD Red」シリーズに、大容量の6TBモデル「WD60EFRX」が登場、発売が開始された。6TBモデルはすでにHGSTやSeagateからも登場していたが、Western Digitalとしてはこれが初めて。同時に5TBモデル「WD50EFRX」も発売となっており、価格はそれぞれ30,000円前後と25,000円前後。

Western Digital初の5TB/6TBモデルは「WD Red」シリーズから登場

6TBモデルがいきなりの2万円台。コストパフォーマンスも良さそう

回転速度は従来通り可変のIntelliPower(5,400rpm)。6TBモデルは1.2TBプラッタ×5枚構成になっているという。またNAS向けに最適化されたファームウェア「NASware」は3.0にバージョンアップされており、ドライブの互換性と信頼性をさらに向上。従来は最大5ベイまでのサポートだったが、最大8台までに拡大された。

そしてさらに、WD Redの上位版として「WD Red Pro」シリーズが新たにラインナップ。4TBモデル「WD4001FFSX」の発売が開始された。WD Red Proは8~16ベイをターゲットに設計されており、回転数が7,200rpmと高速になっているのが特徴だ。保証期間も5年と長くなっている。価格は25,500円前後だ。

「WD Red Pro」シリーズが新登場。中小企業~大企業向けとなる上位版だ