暑い夏には口当たりの良い冷えたゼリー!いいですよね

暑さが増してくると食欲が落ちてしまう、忙しい朝でも朝食を食べたいといったときにゼリーを食べる人も多いのではないでしょうか。さっぱりした味わいで、手軽に食べられるので便利ですよね。この夏もお世話になりそうなゼリーのあれこれについて、マイナビニュース読者300名に調査。さらに、ゼリーにまつわる素朴な疑問もメーカーの中の人に聞いてみました。

ゼリーを食べるのはどんなとき?

アンケートによれば、ゼリーを食べる理由としては「小腹がすいたときのおやつとして(65.0%)」が最も多く挙げられました。スイーツの中でもカロリーが低く、フルーツの果実が入ったものは満足感もあっておやつにも最適ですよね。

ほかにも、「自分へのご褒美として(12.7%)」「朝食や昼食として(8.0%)」などの理由も挙げられました。コンビニなどでも手軽に買えるので、ちょっと疲れたときや忙しいときにも重宝します。

ゼリーに求めるものとしては、「味(68.3%)」が最多。どんな理由で食べるにせよ、おいしいことは大前提にあるというわけですね。続いて「カロリーの低さ(12.0%)」を挙げる人が多く、ダイエット中でも甘いものが食べたいという気持ちがうかがえます。

好きな味のゼリーについては、みかんやオレンジなどのかんきつ系が人気。ほかにも、ぶどうや桃、りんごなど、全体的にフルーツ系のゼリーを好む人が多いことが明らかになりました。

ゼリーの「プルプル」の秘密とは?

株式会社たらみ マーケティング部 坂田希美さん

アンケートでは、週1回以上ゼリーを食べる人は4人に1人(25.0%)と、日常的に食べている人が多いこともわかりました。しかし、これだけ身近な存在でありながら、ゼリーについて改めて考えてみると、よくわからないことが多いのも事実ですよね。

そこで、読者から募った疑問について、株式会社たらみのマーケティング部所属、ジュニア野菜ソムリエでもある坂田希美さんに教えていただきました。

(1) ゼリーは何からできているのでしょうか?(女性/岐阜県/22歳)

「ゼリーの原材料は、主に糖、ゲル化剤、酸味料。プルンとした感触は、ゲル化剤によってつくられているのです。ちなみに当社では、海藻由来のゲル化剤を使用しています。

ただ皆さんご存じのように、ゼリーにはいろいろな味の製品がありますよね。おいしいゼリーをつくるには、上記の原料だけでなく、果汁やフルーツピューレ、フルーツ香料等も入れていきます」

(2) ゼロカロリーのゼリーはどうやって味付けしているんですか?(女性/神奈川県/25歳)

「実は『ゼロカロリー』という表記は、厚生労働省が定めた食品の栄養成分や熱量に関する表示の基準に基づき、100g当たり熱量5kcal未満を0kcalとして表記しています。そのため、完全にゼロというわけではないんですよ。

ただ、0kcalの糖質や甘味料、フルーツ香料等で作っているので、カロリーを抑えることができています」

(3) りんご味やスイカ味のゼリーがあまりない気がするのはなぜ?(女性/静岡県/32歳・男性/大阪府/34歳他)

「りんご味やスイカ味のゼリーは、販売していないイメージがあるかもしれませんが、実はあるんですよ(笑)。当社では、季節性の高いフルーツであるりんごは、秋冬限定で発売しています。

スイカ味でいえば、以前『くだもの屋さんすいかゼリーアロエ入り』という製品を発売していました。ご要望が多ければ、ぜひまた発売したいと考えています」

(4) なぜパウチ型のゼリーがあるのでしょうか?(男性/秋田県/34歳他)

「パウチ型の製品は、短時間で飲める、スプーンを使わずにゼリーを手軽に食べられるという特長があります。時間のない社会人のみなさんが、手軽に朝食などとして活用したいという要望があり、パウチ型製品には一定のニーズがあります。

当社でも先日パウチ型ゼリーの『果実deチャージ バナナ+グリーンフルーツ味』をリリースしました。お店で見かけたらぜひ手にとってみてください」

(5) 夏が近づいていますが、ゼリーは夏バテに効果があるのでしょうか?(マイナビニュースからの質問)

「残念ながら効果があるとは言いにくいですが……。夏バテで食欲がわかないときや、冷たいものが食べたいときなどに、ぜひ冷たいフルーツゼリーを食べて、暑い夏を乗り切っていただきたいですね」

ゼリーって、さっぱりした口当たりなので食欲がないときでも栄養補給に役立ちそうですよね。上手に活用してこの夏を乗り切りましょう。