"非モテ"がオトコを落とすには?

今から自慢話をします。

「突然すみません。あなたに一目ぼれしました」

40をこえたイケてるおじさん相手に電車内で声をかけ、その場で連絡先を交換。3日後に食事し、その次の日にまたデートしてお付き合いすることになりました。つまり出会ってから4日でゴールイン。ちょろい。ちょろすぎるぅ~!

自慢しておいてなんですが、正直に言って私はモテません。キレイでもかわいくもない、ただの年上好きな女子大生です。ですが、今まで狙った男の人は確実にオトしてきました(その後のことは聞かないでください)。

電車、街中、会社、バー、旅行先……外に出れば出会いは色んなところにありますが、好みの男の人に話しかけるのは簡単なことじゃないですよね。もちろん、私も毎度雑巾みたいに勇気を振り絞ります。

出会いを待っているだけじゃ何も起きない。だから自分で行動を起こす。それが非モテでもオトす、"狩人女"のモットーです。今回はそのすべを少しお話しできたらと思います。

狩猟ポイント1: 偶然を装うべし!

きっかけがないとなかなか話しかけにくいですよね。そんなときにはやっぱり、偶然を装うのが手っ取り早いです。偶然を装わせたら私の右に出る者はいません。ほれた人を角で待ち伏せ、わざと正面衝突し、そこから連絡先を交換して付き合ったこともあります(その後のことは聞かないでください)。

もし相手が毎日会う人だったら、すれ違うたびニッコリ会釈するようにしましょう。顔見知りになってしまえば、そのあとの展開はまさにジェットコースター級。この手口でも私は1人オトしたことがあります(その後のことは聞かないでください)。

「当たり屋」と呼ばれてもなんでもいい! きっかけを作ることがなにより大事です。

狩猟ポイント2: ウブぶるべし!

なんだかんだ、男の人はやっぱり"女子力"のある女の子が好きです。「"女子力"って何……」なんて考えるのはやめましょう。誰にもわかりません。ただ、経験上、大事なのはずばり"ウブぶる"ことだと思います。

例えばあなたが、「ねぇねぇそこのあなた! やばいめっちゃかわいい~! メアド教えてくんない?」と突然話しかけられたらどうしますか。私なら真顔で無視します。うざいもん。

しかし、「あ、あの! 突然すみません! えっと…その…すごくすてきな人だなと思って……」と恥ずかしそうに話しかけられたら、「え、え~?(笑)」とびっくりしつつまんざらでもない感じで立ち止まります。女の私がそうですから、いきなり話しかけられるのに慣れてない男の人はその倍以上にうれしいと思うんです。

自分を長澤まさみだと思い込んで、カルピスのCMレベルの清純さを押し出していきましょう。

狩猟ポイント3: "赤文字系"になるべし!

もし話しかけることに成功しても、相手にとって自分の印象が良くなければ次には進みません。では好印象な女子とは何か。ずばり「ノーマル清楚ファッション」で「男に話しかけなさそうな女」。これです。

想像してみてください。「こんなことするの初めてなんですけど、つい気になっちゃって……!」とウブなことを言う女が、煮詰めたきゃりーぱみゅぱみゅのような奇抜な格好をしていたら誰だって警戒するでしょう。

"自分のファッション"はひとまず封印して、無難な「普通女」になりましょう。いわゆる"赤文字系"です。いつどこでどんな出会いがあっても即座に狩猟態勢に入れるよう、見た目には毎日気を配りましょう。

いかがでしたか。もう話しかけたくてウズウズしているでしょう。よくわかりますよ。「変に思われたら」という心配は捨てて、とりあえず声をかけてみましょ。話す自信が無ければ、連絡先を書いた紙を渡すのもウブっぽくてgoodです! 絶対悪い方向にはいきませんから、チャンスは自分からつかみにいきましょう! Let's go hunting!

<著者プロフィール>
アマゾネスいとう
"狙ったオトコは必ずオトす"現役女子大生。好物はイケてるオヤジと外国人。「そこそこブス」と評判の顔面を補って余りあるハンティングテクニックを駆使して、今日も恋を探しに街に繰り出す。