ランボルギーニ・ジャパンはこのほど、「ガヤルド」の後継にあたる新たなスーパースポーツカー「ウラカン LP 610-4」を発表した。車名はランボルギーニの伝統に則ったネーミングに、「LP」はエンジン設置方向(後方縦置き)、「610」は馬力を示す。

「ガヤルド」後継となるスーパースポーツカー「ウラカン」

「ガヤルド」より丸みを帯びたルックス、インテリアもエレガントに

鋭く尖ったイメージの強かった「ガヤルド」に比べ、「ウラカン」のエクステリアは"カタマリ感"の強い、やや丸みを帯びたルックスとなった。一方で、スーパースポーツのアイコンといえるワイド&ローなスタイルは健在で、威風堂々とした迫力に優雅さが加えられた印象を受ける。

デザインの特徴としては、Aピラーからリアまで流れるラインが印象に残る。リアは近年のスポーツカーのトレンドを継承する、メカニカルで押し出し感の強い仕上がりだ。ヘッドランプを含むすべてのライティングに、最新のLEDが使用されているという。

ボディサイズは全長4,459mm、全幅1,924mm、全高1,165mm。「ガヤルド」よりわずかに大きい

ボディカラーは新色7色を含む17色。内装はソフトレザーとアルカンターラが多用されている

インテリアは、「ガヤルド」と比べて、よりエレガント性を強調した仕上がりとなっている。メーター内には12.3インチのTFTパネルが内蔵されており、ナビを含むインフォメーション機能を集中。シートやインダッシュパネルなどレザーがあしらわれる箇所は、ナッパ・レザーやアルカンターラを複数のカラーコンビネーションから選択することが可能だ。

エンジンはおなじみの5.2L自然吸気のV10で、最高出力610HP(449kW)/8,250rpm、最大トルク560Nm/6,500rpmという爆発的な力を発揮。カーボンとアルミ素材で実現した、乾燥重量1,422kgという軽量化と高剛性化により、公道からサーキットでの本格走行まで、幅広く対応している。

センターコンソールは航空機のコクピットのような計器類が並ぶ。ナビはメーターパネル内にある

エンジンはおなじみのリア縦置き。3つのドライブモードはハンドル下で操作できる

直噴とポート噴射を組み合わせた「IDS」を採用することで、出力やトルクを向上させる一方、低燃費と低排出ガスにも対応。0-100km/h加速が3.2秒、最高速度が325km/hというパワーを持ちつつ、100-0km/h減速は31.9mと、「ガヤルド」より1.1m短くなっている。

ミッションは2ペダルの7速セミオートマチックだが、ランボルギーニとして初めてデュアルクラッチを導入。シフトロスを最小限に抑えている。走行モードは、「ストラーダ(公道)」「スポルト(スポーツ)」「コルサ(レース)」の3つを設定。状況に合ったシステムを選択できる。4WDシステムはトルク配分を前輪50:後輪50から、同0:100まで変更することが可能だ。

「ウラカン LP 610-4」の車両本体価格は2,750万円(税抜)。イタリアのサンタアガタ・ボロネーゼにある、アウトモビリ・ランボルギーニ本社に新設された生産ラインで製造されるとのことだ。