【レポート】

"共創"がキーワード! マクドナルドと消費者がとんかつソースを開発中

 

近年、企業側と消費者側が一緒にアイデアを出し合い、新しい製品やサービスを生み出す"共創"が注目を集めている。そんななか、日本マクドナルドも、史上初の試みとして「みんなのとんかつソース開発プロジェクト」を発足し、オリジナルソースをユーザーと"共に創る"企画を実施中だ。

ユーザーと共に創るオリジナルソース

キックオフ会議に参加したプロジェクト代表メンバー

同プロジェクトは、今年5月7日から期間限定で販売した「とんかつマックバーガー」のオリジナルソースをユーザーと共に新たに創り出す企画。より魅力的で充実したメニューバラエティーを目指し、これまで以上に深くユーザーの生の声を反映させた共創メニューを開発すべく、"みんなのとんかつソース研究会"となる20代~50代の男女15名を一般公募した。

6月11日には、同プロジェクトのキックオフ会議が開催。これは、「お客様代表メンバー」15名が集結する前に行われた、プロジェクト代表メンバー(日本マクドナルドとソースサプライヤー、各界の専門家からなる開発チーム)の9名が参加した会議。ファシリテーター(日本マクドナルド PR部 長谷川崇さん)より、「楽しみながら、みんなでおいしいソースを創ろう、というのが今回のテーマ。お客様と一緒に、理想のソースを創っていきたい」と、プロジェクトの意味合いが説明された。

「お客様と商品を創ったらどうなるんだろうと、すごくワクワクしながら参加します」と長谷川さん。ちなみに、この共創ソースは、実際に年内に全国の店舗での販売を予定している「とんかつマックバーガー」のソース候補となる。

「おいしくてみんなに受け入れられ、飽きが来なくてリピートしたいものを」と話す日本マクドナルドメニューマネジメント部の唐澤俊輔さん

メニュー開発者、ソースサプライヤー、クルー代表、班長らプロジェクトメンバーによる自己紹介が行われた後は、開発ソースを決定する採点方法についてのディスカッションを実施。マクドナルド メニューマネジメント部の唐澤俊輔さんは、「(1)幅広いお客様に選んでいただけるか。(2)季節によらず、何度でも楽しんでいただけるか。(3)マクドナルドらしい、他には無い味になっているか。という観点で採点していただき、ソースを決定してもらいたい。おいしくてみんなに受け入れられ、飽きが来なくてリピートしたいものを、主観を離れた視点で考えてもらいたいと思っています」とおいしさの判断基準について説明した。

一般公募で集まったメンバーで10種の候補ソースを試食

第1回会議に参加したメンバー。一般公募で全国から集った主婦や学生、会社員など15名が参加した

第1回会議は6月15日に開催された。この日は、キックオフ会議のメンバーに、一般公募で全国から集った主婦や学生、会社員など15名が加わり、総勢24人に。この日試食した10種類の候補ソースは、一般公募の受付の際に寄せられた、「食べてみたい」と思う新ソースのアイデアを参考にしてつくられたものだという。

共創ソース候補となる10種の試作ソース

試食したのは、ウスタータイプの「とんかつソース」「焙煎ごまソース」「焙煎胡麻カツソース」、デミグラスタイプの「ローストオニオンデミグラスソース」、味噌タイプの「焙煎ごま味噌ソース」、醤油タイプの「焦がし醤油ソース」「香味野菜ソース」、ポン酢タイプの「もみじおろしソース」「黒酢たまねぎソース」、クリームタイプの「しょうがクリーミーソース」。これらのソースのなかから各自ベスト5を選定した後、全員の得票数を計算、全員の意見を総合して、上位4つのソースを選出した。続いて、メンバー間で議論し、4つのソースそれぞれの改善できるポイントをチェックしていくこととなった。

そんな中で、ご当地ハンバーガーで町おこしを目指す『西日本ハンバーガー協会』会長の薮伸太郎さんは、「老若男女が食べられる味を選ぶと、ぼんやりしたものになるのでは? そういう意味では、ウスタータイプのとんかつソースは攻撃的でおいしかった!」とコメント。マクドナルドクルーの近藤裕子さんは、「"裏切られた"と思えるような、インパクトのあるハンバーガーがおいしいと言われるのかもしれない」と付け加えるなど、それぞれが意見を出し合い、ディスカッションは盛り上がった。

真剣に採点

結局、10種のソースからは、「とんかつと白いソースの掛け合わせはレア。そのレア感が素敵」などさまざまな意見が集まり、『しょうがクリーミーソース』がエントリー。その他、「幅広く受け入れられそう、子供でも食べやすい」などの意見から『ローストオニオンデミグラスソース』、「野菜とのマッチングの良さ」などの意見から『焦がし醤油ソース』、「さっぱり感が良い」などの意見から『もみじおろしソース』が選出された。

さらに、この日は"ここにない全く新しいソースもつくる"というリクエストがあり、「"食べる焦がしネギ塩ダレ"的なものが良い」「黒ゴマをベースにした"THE・ウスター"という感じのソースが良い」といった意見から、それらを次回までに、マクドナルドメニュー開発者とソースサプライヤー(カゴメとキユーピー)が形にしてくるということに。日本マクドナルド メニューマネジメント部の上田寛子さんは、「ずっと皆さんに愛されるようなソースを創りたい」と意気込んでいた。

日本マクドナルド メニューマネジメント部の上田寛子さん

"共創"というキーワードのもと進められた第1回会議だったが、1週間後の第2回会議はどのような開発会議になったのか、また後日レポートをお届けしたい。

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