妻がね言うんですよ。スマホに変えようかなって。でね、聞いてみたんですよ、その理由を。そしたらネットが見たいからですって。

まぁスマホを持ちたい理由なんてそんなもんでしょうね。通話したいからスマホに変えたいかって聞かれたらおそらくそれは"No"。フィーチャーフォンよりも大きな画面で快適にネットが見たい。あるいはSNSを利用したいという人がスマホを欲するわけで……。

でまぁ結論から言うと、既に持っているフィーチャーフォンとは別に、小生が持っている端末を渡したわけです。

そうしたら言うのですよ。"通信できないじゃないッ!"って。そりゃそうよ、SIMは小生所有の別端末で使ってるんだから。公衆無線LANサービスを利用すれば屋外でも通信できるし、家の中なら問題なく使えるでしょ? っていったらアレですよ。どうにかして! ですって。

けどね、実際の話、スマホを使うときって例えばカフェだとか駅の待ち時間でしょ? 十分公衆無線LANサービスでまかなえると思うんだけどなぁ。しかも、無料のアカウントを作れば、セブン-イレブンで高速通信ができるし、セブン-イレブンだけじゃなくて、他のコンビニもやっているから、そんなに不自由しないと思うんだけど。そういうことじゃないのかなぁ。

自分のことなら熱心だけど、家人の設定はちょっとおざなり。そんな感じの小生のネタ。余端末を活用するためのキーワード「MVNO」、そして、提供サービスを利用した場合の開通作業となる「APN」(Access Point Name)の設定について今回は紹介しようと思う。

MVNOについて簡単に説明

まぁ「MVNO」って最近よくニュースなどで取上げられているし、家電量販店でも啓蒙しているから知っている、あるいは聞いたことがあるという人は多いと思う。けど、まぁ知らない人に簡単に説明しておこう。

MVNOの代表格、日本通信

「MVNO」(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)を簡単に説明すると、NTTドコモやKDDIなどの通信キャリアの設備を"借り"てサービスだけを提供している会社・サービスのことをいう。だから、回線品質という意味では、キャリアとほとんど変わらないというメリットがある。