いつもポジティブ思考というのは無理があるが、単にある出来事が原因で落ち込んでいるのではなく、漠然とした悲観的な気持ちが長く続くのは精神的によくない。

ネガティブな気持ちから抜け出せないという時はどうすれば良いのか。Dumb Little Manが「ネガティブな気持ちを押しつぶすための3つの方法(原題:3 Paths to Squash Your Negative Attitude)」という記事で対策を紹介している。

「どうせ何をやっても上手くいかない」といった悲観的、否定的な気持ちになるのはなぜだろうか。記事によると、方向性や目標を見失ったとき、失望したとき、解決しない問題がずっと残っているときに、人は否定的な気持ちになるのだという。

落ち込むような出来事があった後に"悲観モード"に入ってしまわないことがベストだが、もしそうなってしまったら抜け出す必要がある。どうすれば良いのだろうか。

考え方のクセを変える

ポジティブ思考の正反対で、思考の方向性がネガティブになっていると考えれば、ポジティブに考えるクセをつけるというのはいかがだろうか。

われわれは自己認識を強めることで脳に意識的に向かうべき方向を"プッシュ"できる。どんなにクセが染み付いていても、ポジティブなことをやり続ければいつかは悪い方に考えるクセはなくなるかもしれない。

どういった原因があるか考えよう

あなたが悲観的になるのは、何か解決していない問題があったり、過去にがっかりすることがあったからかもしれない。

大きな失敗かもしれないし、近い人の死といったもっと根深いことが関係していることも考えられる。ただ、問題そのものではなく、ネガティブさという形に変わってあなたの中に残っているといえる。

あなたの価値と生活がきちんと連携していれば、ネガティブな気持ちはなくなるはずで、そこから考えてみよう。「目的を果たしたいとは思うけど、出来るはずがない」という考えは本当だろうか?

一歩踏み出せば意外と簡単かもしれない。

変化が必要というサイン

変えたいとあなた自身が思わないとネガティブな気持ちは残ったままなので、自分からアクションを起こそう。子どもの頃を思い出してみると、落ち込むことはあってもすぐに立ち直っていたはずだ。

人間の本来の姿としてネガティブな状態が続くことはないと考えれば、あなたの問題は「変化のために行動を起こしていない」ことかもしれない。

とっかかりとして、何が欠けているのかを考えよう。次に、現実的にとれるアクションを考えてみよう。リラックスするといったちょっとしたプラスの行動かもしれないし、うるさい隣人をなんとかするといった引き算かもしれない。

直視したくないかもしれないが、「なぜ?」「どうやって」をしっかり考えよう。そして光がある方に進もう。