OCR機能の有無は?

手書き文字やプリント、名刺などの画像のテキストを読み取りデータに変換するOCR機能。このシステムを活用することで文字入力の手間が軽減されるが、加えてEvernoteでは画像の文字を読み取ることで、画像のノートの内容も検索できるようになっている。また、Evernoteの名刺読み取り機能も使い勝手がいい。Evernoteからカメラを起動し名刺モードで撮影するだけで、名前や電話番号、メールアドレスといった必要な部分が読み取って名刺用のノートとして保存できる。ただし、無償版では撮影できる枚数に制限があるので注意。

OneNoteのOCR機能はどんな文字でも画像からテキスト化してノートに張り付けてくれる点が魅力だろう。ただし、Evernoteのように名刺など読み取った内容を判別しないので、読み取り後のノートは自分で整理する必要がある。また、現時点でOCR機能が搭載されているのはPC版のみで、日本版のモバイルアプリからはテキスト化はできない点が残念だ。

Evernoteでは名刺を認識すると専用フォームに読み取りデータが入力される

OneNoteの日本語版のiOSアプリでは残念ながら読み取ってのテキスト化はできない