ソフトバンクは6月6日、ソフトバンクショップ表参道店と銀座店で、感情認識ロボット「Pepper」の先行展示を開始した。展示が見られるだけではなく、実際にPepperが接客を行なっており、あいにくの雨の中、ひと目Pepperを見ようと開店前から多くの客が並んでいた。

ソフトバンクショップ表参道店 店内の様子

「Pepper」は、5日に発表されたソフトバンクの新規事業のロボット。将来的には、全国のソフトバンクショップに配備していく計画で、2015年2月には一般販売も予定されている。

一般販売は来年のため、スペックなどは書いていないPepperの概要を説明する小冊子が置かれていた

すでに店舗では、2台の「Pepper」が接客業を開始しており、フリートークモードと、ショーモードを交互に実演。

フリートークモードでは「僕の顔を見て」と言いながら「そんなに見つめないで。見つめられると、僕惚れちゃいます」と語るなど"ややウザいキャラ"を演じていた。担当者は、このウザキャラについて「よしもとの協力のもと、開発が行なわれているので、そういう意味で人に親しみやすく、とっかかりがある感じにしているのでは」と語っていた。

Pepperフォトギャラリー

手の自由度は高い。指先までしっかり動くほか、指紋らしきものも見える

胸のタッチディスプレイは固定式

とにかくおしゃべり好きなPepper。自分のマイクが頭部にあることを説明したり、ソフトバンク製品の説明も行なっていた