「仕事の合間にコーヒーでひと息」「紅茶とケーキで自分にご褒美」「友達と赤ワインで乾杯」……。どれも日常のよくある一コマだが、実はこれらの飲み物は「ステイン」と呼ばれる歯の着色汚れがつきやすいということをご存じだろうか。そんなステインでくすんでしまった歯の汚れを落とすべく、「自宅で手軽にできるホワイトニング」の仕方を紹介しよう。

笑顔の際に白くてきれいな歯だと、自信が持てますよね(写真と本文は関係ありません)

歯の汚れの原因となる「ステイン」とは

歯の白さが失われていく主な原因としては、加齢によって歯の表面のエナメル質が薄くなり、その下にある象牙質が透けて見えてしまうことがある。それ以外の要因として挙げられるのが、ふだんの生活習慣で歯に付着するステインだ。

ステインがつきやすい代表的なものにはタバコのヤニが挙げられるが、コーヒーや紅茶、赤ワイン、ウーロン茶など、日常でよく口にするであろう飲食物も歯を汚しやすい。歯の表面は微細な穴が数多く開いており、ステインはその小さな穴に入り込んでいく。そのため、通常の歯ブラシや歯みがき粉では、きちんとブラッシングしていてもなかなかステインを除去しきれないとされている。

歯医者に行ってホワイトニングの施術をするとなると、どれだけ歯を白くさせるかによって値段も変わってくるが、場合によっては歯1本当たりで数千円の費用がかかるケースもある。そのため、ホワイトニングに興味はあっても、実際に施術するとなるとためらってしまう人も多いだろう。そこで最近では、500円以下のワンコインできる手軽なホワイトニング対応商品も登場している。

ワンコインで始められるお手軽ホワイトニング

ミュゼホワイトニングの「ポリリンキューブ《速攻美白》」(3個: 税別500円)は、歯の表面に付着したステインを落とすことができる携帯用のスポンジ歯みがき。水を使わないのでいつでもどこでも使用でき、急なデートの前にもサッと使えるのが特徴だ。

オーラルケアの専門メーカー・広栄社からも「歯のピーリングスポンジ」(3個: 税別480円)が売られている。特殊メラミンフォームの繊維は2~3ミクロンと大変小さく、歯面を傷つけることなく、1週間に1回のケアで白い歯を保つことができるという。

「歯を白くしたい」という要望に応えるべく作られたホワイトニング歯みがき「セッチマはみがき スペシャル」(40g: 税別480円)を発売しているのは、サンスターだ。セッチマはドイツ生まれのブランドで、歯のしつこい汚れや黄ばみのために開発された歯みがき粉。ふだん使っている歯みがき粉を週に2~3回、同商品に置き換えるだけで、白い歯になるとのこと。

各社の投入商品を見ると、現在は自宅で安価かつ手軽にできるオーラルケアによって、白い歯を得ようとする消費者ニーズが高まっているようだ。

映画「テルマエ・ロマエⅡ」とコラボしたキャンペーンも

そんな自宅オーラルケアに対する需要の高まりを受け、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 コンシューマー カンパニーでは、「『大人女子のためのアニメ新書』シリーズ」と題した一風変わったキャンペーンを展開中だ。

ジョンソン・エンド・ジョンソンが展開している「リーチ ホワイトニング」(市場予想価格は税別332円)

同キャンペーンは、大人の女性が自分を磨き、自信に満ちた毎日を過ごすためのヒントを、話題の作品や人気アーティストとコラボしたアニメーションで描くというもの。その特別篇として、現在大ヒット公開中の映画「テルマエ・ロマエII」とコラボしたアニメ「ピエトラーダの結婚」を、4月14日より特設サイトで公開中だ。

ストーリーは、歯の汚れから何度も結婚が破談になってしまう女性・ピエトラーダの悩みを、主人公・ルシウスが解決するというもの。古代ローマ時代から女性が歯のくすみに悩み、歯を白くするために意外な方法が試されていたことも描かれている。

ジョンソン・エンド・ジョンソンのオーラルケアブランド「リーチ」からはホワイトニングを重視した「リーチ ホワイトニング」(市場予想価格は税別332円)が発売されている。歯全体のステインを取り除く「ステインクリーナー」、細かい部分のステインを除去する「ステインクリーン毛」、前歯のステインを集中的に落とす「ホワイトニングパッド」という日本初の3つの美白機能によって、白く美しい歯を目指すことができるという。

歯に自信を持てれば、笑顔にも自信が持てる。笑顔に自信が持てれば、きっと毎日をより楽しくすごせるはず。日々のオーラルケアに「ホワイトニング」をプラスして、ぜひ自信に満ちた生活を目指してみてはいかがだろうか。