ひと昔前なら薄型軽量なThinkPadといえばXシリーズだったのだが、最近は街で見かけるThinkPadモバイラーも、X1 CarbonだったりYogaだったり、あるいは製品名に「s」が付いた薄型シリーズだったりと、ユーザーの趣向が結構バラけてきたように見える。

確かにUltrabookの登場以降、薄さや軽さという面で魅力的な選択肢が増えたし、高解像度パネル化の波に乗り遅れたという側面もあり、モバイル用途で考えたときに、「まずXシリーズ」ということは少なくなったかもしれない。

そんなXシリーズだが、ThinkPad X240で「s」が付かないモデルでもUltrabookとして生まれ変わった。Ultrabookになってどんな進化を遂げたのか。早速チェックしていこう。

ThinkPad X240

■[製品名] 新しいThinkPad X240 (20AL-CTO1WW) 主な仕様 [CPU] Intel Core i7-4600U (2.1GHz) [メモリ] DDR3-1600 8GB  [グラフィックス] Intel HD Graphics 4400 (CPU内蔵) [ディスプレイ] 12.5型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット) [ストレージ] 256GB SSD [光学ドライブ] なし [サイズ/重量] W305.5×D208.5×H21.5mm/約1.46kg [バッテリ駆動時間] 約14.9時間 [OS] Windows 8 64bit [店頭価格] 200,000円前後