KDDI(au)の2014年夏モデル発表会では、スマートフォン6機種とタブレット2機種の計8機種が登場した。本稿では「URBANO(アルバーノ)L03」(京セラ製、7月上旬発売)の外観やスペックを紹介していく。

「URBANO L03」は、約5インチのTFT液晶を備えたAndroid 4.4搭載スマートフォン。曲面フォルムのボディを採用し、アメリカ国防総省が制定したMIL規格に準拠した耐衝撃性能を装備している。発売は7月上旬を予定。

約5インチのTFT液晶を備えたAndroid 4.4搭載スマートフォン、URBANO L03

本端末に採用されている、曲面フォルム(写真左)。会場では、曲面フォルムに重量を加えるデモが行われていた(写真右)

ディスプレイには約5.0インチ フルHD(1,920×1,080)のTFT液晶を採用した。スマートフォンのエントリーユーザー向けに、文字が大きく見やすいホーム画面(エントリーホーム)に簡単に切り替えが行える機能を搭載。スマホ熟練度に応じて自分に合うホームアプリを選択することができ、Android標準のフォントサイズよりも大きなオリジナルフォントサイズで表示できる「でか文字」や「拡大鏡」にも対応する。

本端末では、ホームアプリとして「かんたんメニュー」「エントリーホーム」「auベーシックホーム」「標準ホーム」の4タイプが選べる

カラーはパープルブラック、アイビーグリーン、ピンクゴールドの3色を用意。

フィーチャーフォンに搭載されている「簡易留守メモ (伝言メモ)」「サイレントマナー」などに加えて、「着信応答保留」「通話音声メモ」「ドライブモード」「海外ローミング中着信拒否」「通話料金表示」「充電開始/終了音」にも対応。さらに、騒がしい場所でも通話相手の声が聞き取りやすくする「スマートソニックレシーバー」を用意している。本体側面に装備した「カメラキー」により、撮りたいときにすぐに撮影が行えるほか、連写した際、綺麗に撮れている画像に自動でマークを付ける「セレクトショット」など多彩なカメラ機能を搭載する。

側面の様子(写真左)。端末下部には物理キーを搭載する(写真右)

本体はIPX5/8相当の防水機能、IP5X相当の防塵機能を装備。内蔵メモリは約16GB(ROM)/約2GB(RAM)。外部メモリはmicroSDXC(最大64GBまで)。バッテリーは3,000mAh。連続通話時間は約1,480分で、待受時間は約約730時間(3G)/約700時間(LTE/WiMAX 2+)となっている

端末の前面の様子

通信面では、Eメール(~@ezweb.ne.jp)、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)、SMS、Bluetooth(ver.4.0)、緊急速報メール、おサイフケータイ、NFC、赤外線通信、ワンセグの利用が可能。WiMAX 2+、4G LTEの受信時最大速度150Mbps、Wi-Fiテザリング(最大接続数10台)、WIN HIGH SPEED、国際ローミングサービス「グローバルパスポート(LTE/GSM/UMTS)」もサポートする。

サイズ/重量は、約70(W)×140(H)×9.9(D)mm(最厚部は約10.4mm)/約154gで、ワイヤレス充電モデルは、約70(W)×140(H)×10.3(D)mm(最厚部は約10.4mm)/約159g。本体のほか、約17分の充電で丸1日使用可能な急速充電対応卓上ホルダ(最大3.1A)が付属。また、ディスプレイや本体を保護しながら、時刻や新着情報はウィンドウで確認ができる専用オプション「Window Case」を用意している。「おくだけ充電」に対応したワイヤレス充電モデルも同時に販売を開始する。

(記事提供: AndroWire編集部)