「永遠のヒーロー」の活躍も舞台時代劇の魅力

アンケートに寄せられた、「男気があって仲間思いのヒーローがいい」(27歳女性/医療・福祉/専門職)という声に象徴されるように、時代劇では感動的な生き様を見せてくれる「永遠のヒーロー」が大活躍する。それもまた大きな魅力といえるだろう。

続けて、「いま、あなたには『ヒーロー』的存在はいますか?」と読者に尋ねたところ、「いる」と回答したのは11.7%(35人)、この人たちにはさらに「あなたにとってのヒーローはどこにいますか?」とも尋ねたが、トップは「映画の中の存在」が40.0%(14人)だった。

いま、あなたには『ヒーロー』的存在はいますか?

ほかには、「家庭」22.0%(8人)、「職場」20.0%(7人)、「友人」8.6%(3人)と、現実世界にヒーローは見いだせていないようだ。ヒーロー不在の時代だからこそ、なおさら映画や時代劇のなかのヒーローが私たちの胸を打つのかもしれない。

あなたにとってのヒーローはどこにいますか?

ヒーロー的存在は「いない」と答えた読者たちにしたところで、決して「ヒーローなんていらない」などと思っているわけでない。「どんなときに『ヒーロー』がいて欲しいと思いますか?」とさらに質問を重ねたところ、次のような答えが返ってきた。

どんなときに『ヒーロー』がいて欲しいと思いますか?

「いつもいて欲しい」 39.0%(117人)
「仕事で失敗した時」 25.3%(76人)
「急に具合が悪くなった時」 15.0%(45人)
「お金に困った時」 9.3%(28人)
「失恋した時」 6.7%(20人)

誰しもが日々の生活を送るうえで、心の支えとなるヒーローを求めている。しかし現実の世界では、求めても不在のヒーロー。だからこそ昔から、人々は物語の中に理想のヒーローを誕生させ、その痛快無比な活躍に毎日の憂さを晴らしてきたのだろう。

そんなヒーロー物語の中でも、『真田十勇士』は数百年の長きにわたって人々の心を熱くしてきた最高傑作なのだ。戦国時代きっての名将、真田幸村の剛毅、義と仁。猿飛佐助、霧隠才蔵など天才忍者や豪傑たちの華麗なアクション。そんなヒーローたちの大活躍が、舞台の客席最前列で見るがごとく臨場感をもってテレビで楽しむことができるのが、WOWOWで放映される舞台『真田十勇士』。「舞台を見に行くのはちょっとハードル高い…」なんてあなたでも、自宅でゆっくり楽しむことができる。

5/31(土)に放送される当番組、詳しくはこちらをご覧いただきたいが、現代最高のエンターテインメントを堪能し、あなたの心に元気を注入してくれるヒーローたちに出会ってみてはいかがだろうか。