オンラインストレージを使うなら、Dropbox? Google Drive? いや、OneDriveも忘れてはならない。OneDriveを保存先にするデジタルノートアプリ「OneNote」のMac版が利用可能になるなど、OneDriveの活躍の場が増えているのだ。今回はOneDriveと他のサービスとを比較してみよう。

競合のクラウドサービスと比較してみる

競合するオンラインストレージサービスと、このOneDriveはどこが違うのだろうか。マイクロソフトのサイトでは、競合サービスとの比較表が用意されている。まずはこの表をもとに、無料で使えるストレージの容量や、有料オプションの値段などについて比較していこう。

マイクロソフトのサイトから。初期状態のストレージ容量は、OneDriveは7GB、Apple iCloudは5GB、Googleドライブは15GB、Dropboxは2GBとなっている

無料で使えるオンラインストレージの容量は、初期状態ではOneDriveが7GB、Apple iCloudが5GB、Google Driveが15GB、Dropboxが2GBとなっている。OneDriveでは既述の通り、カメラバックアップをオンにするだけで3GBの容量アップが可能だ。このほか、SNSで友人に紹介することでも容量を増やすことができる。同様の増量サービスはDropboxなどでも行っている。

なお課金して容量を増やす場合、OneDriveでは50GBが年間2,000円/ 100GBが年間4,000円/ 200GBが年間8,000円となっている。ちなみにApple iCloudでは15GBが年間2,000円/ 25GBが年間4,000円/ 55GBが年間1万円、Googleドライブでは100GBが年間1.99ドル/ 1TBが年間9.99ドル/ 10TBが年間99.99ドル/ 20TBが年間199.99ドル/ 30TBが年間299.99ドル、Dropboxでは100GBが年間99ドル/ 200GBが年間199ドル/ 500GBが年間499ドル。サービスによってばらつきがある。

カメラ バックアップをオンにしただけで、容量が10GBに増えた筆者のOneDrive