ここ最近、マイクロソフトが提供するオンラインストレージ「OneDrive」(旧称SkyDrive)の関連サービスが拡充しつつある。OneNoteの提供、Office for iPhoneの無償化、One Driveの機能拡張といったニュースを目にした人もいることだろう。競合するクラウドサービスを愛用してきた筆者にとっても、OneDriveはこのところ気になる存在となっていた。ただ、なんだが便利そうなんだけど、でもDropboxじゃダメなんだろうか。そんなことも考えていた。
そんな折、編集部から「OneDriveについて紹介して欲しい」という依頼。そこでまずは、手持ちのAndroidスマートフォンに無料のアプリ「OneDrive」を入れることから始めてみた。本稿ではOneDriveの基本的な機能をおさらいしてみたい。
アプリをインストールする
それでは早速、OneDriveアプリをインストールしてみよう。アプリを開くと、ログイン画面が出現する。Microsoftアカウントでログインすれば利用画面に遷移する仕様だ。UIにはフラットデザインを採用しており、ボタンが大きい。スマートフォンのタッチ操作でも使いやすそうな印象を抱いた。
初期のストレージ容量は7GB。ただし、スマートフォンで撮影した写真をOneDriveに自動でアップロードする「カメラ バックアップ」機能をオンにすれば、無料で3GBを追加できる。プライバシーが気になる人は、最初だけオンにして、容量が増えたことを確認したあとでオフにすると良いだろう。なおSNSで友人に紹介するなどすれば、無料でも最大で15GBまで増やせるとのこと。ここはひとつ、友人のネットワークも有効活用したい。