iTunes Storeは、音楽をダウンロードして聴く配信サービス。月定額で聴き放題のストリーミングサービスも増えているが、iTunes Storeは購入が前提だ。その代わり、購入前には90秒という長さで大半の曲を試聴できる。聴いたことがある曲でもとりあえず試聴してから購入する、というユーザも多いはずだ。

試聴はかんたん。アプリ『iTunes Store』を使い、検索などの方法で目的の曲を表示し、曲名の左端にある数字部分をタップすればいい。視聴時間は90秒、iTunes Storeのオープン当初(60秒)から1.5倍に延長されている。

どの曲を試聴したかは、iTunes Storeに履歴として保存される。先週試聴した曲の名前は覚えていないけれど購入しようかな……といった場合は、履歴を表示すればすぐに購入できるというしくみだ。

もし、自分の音楽の趣味を家族や友人に知られたくない場合には、履歴の扱いに注意しよう。iTunes Storeはサインインしたままの状態で使うアプリなので、起動してしまえばこれまでどのような曲をダウンロードしたか、試聴したかがわずかな操作で判明してしまう。趣味をひた隠しにしたければ、まめに履歴を消去したほうがいい。

試聴の履歴は、画面右上にあるリストボタンをタップし、「プレビュー」タブで確認できる。この画面左上にある「消去」ボタンをタップし、画面下部に現れた「履歴を消去」をタップすれば、視聴履歴の消去は完了だ。

操作手順をカンタン解説

1 iTunes Storeでは、多くの曲が90秒という長さで繰り返し試聴できる。視聴履歴は記録されるので、あとからダウンロード購入こともかんたんだ

2 画面右上のリストボタンをタップすると、試聴履歴の画面を表示できる

3 試聴履歴を消去する場合は、画面左上の「消去」ボタンをタップする

(提供:iPad iPhone Wire)