昨年の夏頃、Xperia Aを使い始めた。まだドコモからiPhoneが出る前であり、ツートップ戦略を打ち出していた頃である。Xperia Aはそのツートップの一角を担う機種として、大々的に売りだされていた。
あれから9カ月、何だかんだとこれまで使ってきたXperia Aについて、改めて振り返ってみたい。
なお、あらかじめ断っておくが、筆者はiPhone 5とXperia Aの2台持ちである。さらに、どちらがメインかといえば、iPhone 5だ。よって、どうしてもiPhone 5と比較してしまう部分があることはご容赦いただきたい。
さて、先に結論から言ってしまうと、"Xperia Aの「A」は「安定のA」だった"というのが、9カ月間使った感想である。
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Xperia Aの「A」は「安定のA」だなと…… |
とにかくこのXperia Aという機種には、文句のつけどころがほとんどない。ウェブブラウジング、カメラ、速度……すべてにおいて不満のない動作をしてくれるのだ。サクサク動くし、iPhoneと違って標準アプリ以外との連携も楽ちんだ(特にGoogle Map!)。サウンドも優れているし、バッテリーのもちもそこそこ良い。
あと、これはキャリアの問題かもしれないが、テザリングの安定感も優れている気がする。ことほどさように、Xperia Aはデザインとスペックと使用感のバランスにおいて「ド安定」な機種なのである。その代わり突出した特徴もないのが、もしかすると唯一の欠点かもしれない。
