やりたいことは初代iPad miniでぜんぶできている

電子書籍を読むならRetinaの恩恵はあるのでは? と最初は思ったのだが……うーん、それほどでもなかったんだよなぁ。正直、ここは個人差があるところだろう。「ぜんぜん違う!」と感動していた人も多いみたいだし。

ただし、差を感じることもある。電子書籍で雑誌を読む際、ページをめくった後の表示速度、明らかにiPad mini Retinaの方が早いのだ。初代iPad miniが「スッ(めくる)…………パッ……パッ(表示完了)」くらいの感覚なのに対し、iPad mini Retinaは「スッ(めくる)…パパッ(表示完了)」くらいの違いがある。512MBと1GBのメモリ差だろうか。これはけっこう小さなストレスになるので、もし今後買い替えるとしたらここが理由になると思う。

結局のところ、私が初代iPad miniで満足している理由は、「やりたいことがぜんぶできているから」ということが大きい。

しかし、今後またiPad miniの新型が発表されて、何か大きな目玉機能が追加されたら、「やりたいことができる」とかそういうことは関係なしに、即購入してしまうかもしれない。ああだこうだと書いてはみたものの、結局「面白そうなら買う」というのがガジェット好きのサガみたいなものだからだ。