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この記事を読んでいる多くの方はすでにiPhone/スマートフォンをお使いだと思いますが、身近にいる予備軍の方々に助言を求められることはありませんか。使いたくない人に無理に押し付ける必要はありません。ただ、少しでも興味があるなら、iPhone/スマートフォンにしない理由はないでしょう。ここではiPhone/スマートフォン予備軍の方にも分かりやすく、その特長をご紹介します。

使いこなす必要はない

iPhone/スマートフォンには多くの機能があり、仕事や生活に役立ちます。しかし、その全てを使わなくてはならないわけではありません。自分の目的のために、必要な機能さえ使えればいいのです。

電話をかける、メールを送る、写真を撮るなどは、これまでのケータイと変わらずカンタンです。一度iPhone/スマートフォンに触れてみれば、むしろ従来の携帯電話のほうが複雑に感じるのでは。

iPhone/スマートフォンならプラスアルファの便利な機能もありますが、それは追い追いで大丈夫。文字やボタンが大きく、タッチで直感的に操作できるので、触れているうちに必要な機能は使えるようになるはずです。

もの忘れにはiPhone/スマートフォン

もちろん、普通の携帯電話より高い通信料を定額で払うことになるのですから、活用するに越したことはありません。一番活躍してくれると思われるのが、アレです。分からないことをすぐに調べられる「検索」です。

テレビに出た商品や温泉宿も、手元ですぐに確認。思い出せないアレの名前やあの人の名前は、思い出せる関連した言葉を調べると見つけられるかも。例えば「太平洋をヨットで横断した人、何ていう名前だっけ?」という時もこの通り。

関連する言葉で探すにはちょっとコツがいりますが、連想ゲームで頭の体操にもなります

やりたいことがけっこうできる

使い慣れてきた頃、もし「○○ができたらいいな」と思うことがあれば、それはけっこうな割合で可能です。例えば、iPhoneなら買ってすぐにこんなことができます。

  • 街中や旅先で、地図を見て現在地を表示させる
  • 写真をまとめて家族や友達と共有する
  • 思いついたことや買い物リストをすぐにメモする
  • キャリアに関係なく無料で通話/メッセージを送る

また、各種「アプリ」を追加すれば、こんなことも可能です。

  • 旅先の電車やバスの時刻表を調べる
  • クリアな音声でラジオを聞く
  • ジョギングした距離や平均時速を記録する
  • 近くにある美味しいレストランを見つける

アプリとは、iPhone/スマートフォンに機能を載せる追加パーツのようなもの。システム手帳に週間予定表や路線図や便覧等を入れるようなイメージで、目的に合わせて選べます。アプリはiPhone/スマートフォン上にある専用の売り場で手に入れることができ、その多くは無料です。

防災時にも役立つ

先月の大雪の際、長野県佐久市で市長がTwitterで市内の状況を確認したり、対策を報告するなど、その効果的な活用法が注目されました。また、大規模災害の際にメッセージを届ける「災害用伝言版」(各キャリアが提供)や、緊急地震速報やゲリラ豪雨などを知らせてくれる「Yahoo! 防災速報」など、防災に役立つアプリも提供されています。

災害用伝言版

Yahoo! 防災速報

iPhone/スマートフォンなら、基地局の被災などで携帯の電波が届かない状況でも、何らかの方法でインターネット通信が届けば通信が可能です。携帯の電波よりも先に固定電話や光ファイバー回線が復旧すれば、iPhone/スマートフォンでの通信が有利です。バッテリーの確保には課題がありますが、災害時の情報ツールとしても期待できます。

国内で圧倒的シェアのiPhone

現在、国内のスマートフォン市場はAppleのiPhone(iOS)と、ソニーのXperia、SamsungのGALAXYなどその他のメーカー製(Android)の2大勢力がシェアを分けています。どちらが良いかと言われたら、どちらとも言えません。携帯電話は常に手元に持ち歩くものですから、色・デザイン・独自の機能などを見て、自分が気に入るかどうかを基準にするのがよいでしょう。

選びきれないのであれば、後々の安心を考えてiPhoneにしてみては。国内ではiPhoneのシェアが高いので、きっと身近に操作を教えてくれる人がいることでしょう。また、ネット上に初心者向けのハウツー情報も多く、購入から90日は無料でAppleの専用電話サポートを受けることもできます。