会場となっているMoody Theatreはコロラド川河畔からほど近い場所に位置する。現地の気温は14時の時点で27度。殆ど夏だ。17時には御覧の通り開場を待つ長蛇の列が出来上がった。会場内ではフードやドリンクが販売されており、購入したものをホールの中に持ち込むことができる。あたりを見回して、「あ」と思ったのは、Appleが企業としてアピールしてるのは幾つかのモニターと、ステージ上のスクリーンに映し出された「iTunes Festival」のバナーだけというところ。普通、主催または協賛企業なら、これみよがしに自社の製品を並べて、タッチ&トライのコーナーを設けたりするものなのだが、そういった宣伝臭さが全くしないのだ。バナーや横断幕にとどめ、お客さんにはイベントをじっくり楽しんでもらうのだという姿勢には非常に好感が持てる。

会場となったMoody Theatre

開場1時間前には長蛇の列

モニターを複数組み合わせたビデオウォール。さりげなくバナーが映し出されていた