iPhone 6での価格上昇の噂とハードウェアの新機能

A8と並んで、iPhone 6にまつわる最新の噂で興味深いのが製造コストに関するものだ。先月2月末にNetwork Worldで報じられたもののほか、中国紙の情報を引用したIB Timesのもの、そして出所不明のBOM (Bill of Materials)まで掲載されたMyDriversの記事まで、非常にバラエティ豊かだ。

最大のコスト上昇要因といわれているのが、iPhone 6で採用されるといわれているサファイアクリスタルのディスプレイパネルで、場合によっては100ドル程度の販売価格上昇要因になるという話もある。

iPhone 6ではサファイアクリスタルのパネルが採用されると噂されている

またサファイアは物質密度が高く、現行のゴリラガラスに比べて重量増加要因になるともいわれる。画面サイズの拡大と合わせ、iPhone 6の大画面モデルは従来の軽量コンパクト化路線を捨て、薄型だが若干重めで頑丈な構造になると予想される。またLTEはFDD/TDDの両対応となり、同じQualcommチップを採用した米国版Nexus 5に近い周波数サポートとなるかもしれない。