【インタビュー】

実写映画『魔女の宅急便』キキ役の小芝風花、清水崇監督と共有したプレッシャーと賛否の声「本当に私でよかったのかなと、すごく悩んだ」

1 清水崇監督から「作り過ぎないように」と指示

 
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1989年に宮崎駿監督によってアニメ映画化されたことでも知られ、作家・角野栄子の児童書を原作とした実写映画『魔女の宅急便』が3月1日に公開を迎える。魔女の血を引く女の子・キキが故郷を離れ、魔女として独り立ちしていく姿を描いた作品で、『富江 re-birth』(2001年)や『呪怨』(2002年)など主にホラー作を手がけてきた清水崇監督がメガホンをとった。

キキの母・コキリ役に宮沢りえ、父・オキノ役に筒井道隆、グーチョキパン屋のおかみさん・おソノ役に尾野真千子、コリコの町の獣医・浅野忠信など主要キャストにそうそうたる顔ぶれがそろう中、500人を超える候補者からキキ役に抜てきされたのは、「ガールズオーディション2011」のグランプリ受賞で芸能界入りした小芝風花。映画初主演となる本作、しかも宮崎駿監督作としても絶大なの支持を得ている作品に、小芝はどのような思いで臨んだのか。インタビューで、彼女の本心を探った。

小芝風花
1997年4月16日生まれ。大阪府出身。2011年にイオンとオスカープロモーションが共同で開催した「ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得。2012年にドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビューを果たした。小学校3年生からフィギュアスケートを習いはじめ、2013年にはその経験を生かしてドラマ『スケートの靴の約束 ~名古屋女子フィギュア物語~』(テレビ東京系)に出演。今回、500人を越える候補者の中からキキ役に抜てきされた。
撮影:荒金大介(Sketch)

――これが劇中衣装ですね! 何着ぐらいあるんですか?

そうです。衣装は6種類あります。今日着ているのがノーマルタイプです。その他、飛んでいる時にスカートがなびきやすいタイプ、吊るすにも色々な手段があるので、それに合わせたタイプが3種類ほど。濡れたり汚れたりするので、それぞれ3着ぐらい用意されています。もちろん、お気に入りはノーマルタイプです!

――メイキング映像では高いところで吊るされる場面もありましたが、楽しそうでしたね。

高いところは全然、怖くないです。垂直落下したりするアトラクションは苦手なんですけど、ジェットコースターは大好きで、高いところも全然平気です。

――多くの人が知っている作品の主演です。最初に話を聞いた時はどう思いましたか。

お母さんと一緒に事務所に呼ばれて、出演が決まったと聞いて、お母さんも私も号泣(笑)。絶対合格できるとは思ってなかったので、頭が真っ白になって。お母さんも「よかったね。がんばりーや」って言ってくれて。受かると思ってなかったからこそ、失敗してもいいという気持ちで、気取らず肩の力を抜いて、素のままの自分でオーディションに臨めました。

――これまでのオーディションとは違う気持ち?

デビューしたての頃は慣れていないというのもあって、緊張したり合格したいという気持ちが強かったり、空回りしちゃってました。合格しないし、うまくいかないのでどうしようと考えていたんですが、今回もダメだろうと(笑)。

――まず原作がとても有名で、さらにスタジオジブリのアニメーション作品がヒットしました。キキの役作りは、どのように行われたのでしょうか。

原作はもちろん読ませていただきました。シリーズが6まであって、その2までが今回の映画になっています。それより先は読まないようにと監督から言われていました。あとは作り過ぎないようにとも。忠実に再現することを意識しすぎると、誰でもできる”キキ”になってしまって、”小芝風花”を起用した意味がなくなってしまうと。だから、そこまで事前に決め込んで撮影はしなかったです。

――メイキング映像でも監督が「セリフを足していい」とアドバイスしている場面がありましたね。

経験も少ないので、足して欲しいと言われても何を言っていいのか分からなくて。今、振り返って思うのは、それでも監督が言ってくれたということは、私自身がキキなんだなと。私から出てきた言葉がそのままキキの言葉になる。本当に監督はキキとして私を見てくれていたんだなと思います。読み合わせはお母さんがやってくれてたんですけど、どうしても硬くなっちゃって(笑)。だから、覚えるだけ覚えて、あとは現場に入ってからキャストさんと合わせた時に雰囲気を意識したりしました。

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目次
(1) 清水崇監督から「作り過ぎないように」と指示
(2) 「"笑顔"は私の中での魔法」
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