「スマートデバイスの活用を業績アップの起爆剤にしたい」と考える企業ユーザーは多い。しかし、その方法論がなかなか見つからないのが現状だ。マイナビは3月11日(水)、ベルサール汐留(東京都中央区)において、企業ユーザーを対象としたスマートデバイス活用イベント「マイナビニュース Business Conference 2014 ― スマートデバイス活用で加速する企業の成長戦略」を開催する。同イベントには、インフォテリアのプロダクトマーケティング部シニアプロダクトマネージャー、松村宗和氏が講演者として登壇、スマートデバイス活用による企業変革のヒントを提供してくれる予定だ。

マイナビニュース Business Conference 2014 ― スマートデバイス活用で加速する企業の成長戦略」への参加申し込みはこちら(参加費無料 3月11日(火)開催、東京・汐留、開場9:30~)

スマートデバイスの電子情報を紙のように扱う

インフォテリア株式会社
プロダクトマーケティング部
シニアプロダクトマネージャー
松村宗和氏

例えば、スマートタブレット活用のわかりやすいメリットとして「紙の重たいマニュアルやパンフレットを持ち歩くことがなくなる」「ノートパソコンに比べて軽く携帯性に優れている」といったことが語られてきた。しかし、タブレットを含めたスマートデバイスの活用メリットはこれだけではない。セキュアなクラウドシステムと連携させることで、ワークスタイルを変革し、業績アップにつなげることが可能となる。

「スマートデバイスは紙媒体の情報も電子化するなどして格納したり、持ち運んだりということを可能にしますが、問題はこのようなコンテンツをどう管理するかということです。特に、コンテンツをあたかも紙を扱うように素早く取り出したり、渡したりすることができるのか……といったことが成果をあげるための重要なポイントとなります」と松村氏は語る。同氏は、電子情報を印刷物のように扱えるインターフェースを備えたソリューションが必要だと指摘する。

これからはより緻密なコンテンツ管理がポイント

インフォテリアでは、「Handbook」というクラウドサービスによるモバイル向けコンテンツ管理システムを提供している。このシステムは同種のサービスの中で2年連続シェアナンバーワンの実績を誇る(出典:ITR発行「ITR Market View:エンタープライズ・モバイル管理/スマートアプリ開発市場2013」)。

このサービスを活用することで、顧客と面談中にスマートデバイスから素早く必要なデータを取り出すことができる上、まるで紙の資料を手渡すように、顧客のスマートデバイスに移動させることもできるという。もちろん、渡されたコンテンツは渡したユーザーが管理でき、閲覧可能期間の設定などの利用制限も可能だ。

松村氏は「スマートデバイスの中にあるコンテンツを上手に管理することがワークスタイルの変革につながります。紙では不可能なリッチなコンテンツを活用し、さらにそのコンテンツの利用状況を把握することは業績アップの起爆剤となります。例えば『Handbook』では営業マンが適切なコンテンツを商談に活用しているかどうかをチェックできるので、スマートデバイスによる営業手法を的確に改善していくことも可能です」と語る。

活用シーンはセールスの現場だけではない。社内の会議などでコンテンツを閲覧するのにも活用できるし、その場合には会議中にメンバーがコンテンツに書き込んだ内容も管理できるため、情報共有がより緻密になる。

松村氏は、こうしたコンテンツ管理を「よりクリエイティブなコンテンツ活用」と位置づけている。実用的な管理手法が新しいワークスタイルを次々と生み出し、それが継続的な業績アップにつながる。クリエイティブなコンテンツ活用の手法は、ここで紹介したものだけではない。「マイナビニュース Business Conference 2014」では、新しい発想に基づいたさまざまなコンテンツ活用法が明らかにされる予定だ。

カンファレンス概要

  • カンファレンスタイトル: マイナビニュース Business Conference 2014 ― スマートデバイス活用で加速する企業の成長戦略
  • 開催日程: 2014年3月11日(火) 10:00~(開場9:30~)
  • 開催場所: ベルサール汐留
    〒104-0061 東京都中央区銀座8-21-1住友不動産汐留浜離宮ビル
  • 定員: 500名(入場無料) / 申し込み締切: 2014年3月10日(月) 21:00