神奈川県・パシフィコ横浜で2月13日から開催されているカメラ関連の展示会「CP+ 2014」。富士フイルムブースでは、2月15日発売のミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」を中心に、チェキシリーズなどの製品を展示して人気を集めていた。

富士フイルムブース

初日中盤の段階では20分待ちの「X-T1」タッチ&トライコーナー。待ち時間はタイミング次第だが、列が途切れている様子はなかった

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X-T1は、「世界最大」という0.77倍のファインダー倍率、世界最短0.005秒のタイムラグという大型で高速表示が特徴の「リアルタイム・ビューファインダー」を搭載。防塵・防滴ボディ、0.08秒の高速なAF、ローパスフィルターレスの「X-Trans CMOS II」センサーや「EXRプロセッサーII」との組み合わせによる高画質などを特徴としている。

X-T1

マグネシウムダイキャストを採用した防塵・防滴ボディ

リアルタイム・ビューファインダーに使われている高屈折ガラス

X-T1の背面

X-T1上部

2段のダイヤルなど、アナログの操作性も特徴

CP+初日となる13日のブースでは、開場してすぐ長蛇の列となり、数十分待ちが続くほどの人気で、定期的に行われるプロカメラマンらによるセミナーとあわせて、多くの来場者を集めていた。

X-T1に加え、レンズコーナーには2月22日発売の「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R」、3月15日発売の「フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS」が試し撮りできる状態で展示されており、「ほぼ最終」(説明員談)という完成度の新レンズを試すことができるようになっている(ただし、撮影画像の持ち帰りはできない)。

コンパクトながら光学式手ブレ補正を搭載したF4通しで10-24mmの超広角レンズ。手持ちで気軽に夜景撮影なども楽しんでもらえるよう、広角レンズながら手ブレ補正を内蔵したという

中望遠の大口径単焦点レンズ「XF56mmF1.2 R」