体感速度を劇的に向上させるSSD(Solid State Drive)

SSDも登場してから数年が経過し、今や定番のアイテムとなった。容量は増加し、価格も安定、HDDを押しのけて、いまやストレージの主役に踊り出している。省電力で低騒音、高速かつ衝撃にも強く、接続の自由度が高いという、さまざまな長所を備えたSSDは、今後もさらに普及が進むのは間違いない。とはいえ、まだまだHDDと比べるとGB単価も高く、また必須機器とはいえないため、二の足を踏んでいる方も多いのではないだろうか。逆に、そろそろ2基目のSSDを検討している方もいることだろう。

HyperX 3K SSD 120GB (SH103S3/120G)

そんな方のために、今回は普及価格帯のSSDをチェックしてみようと思う。試すのはキングストンの「HyperX 3K SSD」だ。「HyperX SSD」シリーズは、Sandforce SF-2281コントローラ採用製品の中でもトップクラスの速度で注目を集めた製品。この「HyperX 3K SSD」はそんな「HyperX SSD」の性能を維持しながらも、安価なNANDフラッシュメモリを採用し、低価格化したシリーズとなる。おおよその価格の目安は120GBモデルで約13,000円ほどだ。

「HyperX 3K SSD」のパッケージと外観をチェック

簡素なパッケージ包装が多いSSDだが、本モデルは比較的大型の紙ケースに収められている。紙ケースを開けると、しっかりとした緩衝材で保護されたSSD本体が確認できる。パッケージには2.5インチ→3.5インチ変換用マウンタと取り付け用のネジを同梱しており、別途マウンタを購入する必要はない。マウンタはHyperXのテーマカラーであるブルーに塗装されており、ロゴもちゃんとカラー印刷されている。

しっかりとした緩衝材に覆われてパッケージングされている。細かい点ではあるが、安心につながる配慮だ

HyperXのテーマカラーであるブルーで塗装された変換マウンタ。3.5インチベイに取り付ける際に使用する

SSD本体は非常に凝っており、ヘアラインの入ったアルミと独特の意匠が施されたプラスチックの複合デザインとなっている。しっかりとした重量感もあり、所有感を満たしてくれるだろう。裏面はざらざらとした質感の金属で覆われており、モデルや容量、シリアルナンバーが確認できる。全体的に金属部分が多いため、放熱はしっかりと行えそうだ。

独特のデザインが施されたSSD本体。設置してしまえば見えなくなるとはいえ、所有感を満たしてくれる大事な点だ

裏面は一面ざらざらした金属で覆われている。掴みやすく、滑って落としてしまうことはなさそう

SSD本体を付属の変換用マウンタに取り付けたところ。丁度カラーロゴの部分が残るように取り付けられる

SSDの基本スペックをチェックしてみよう

ベンチマークテストに移る前に、まずはSSDの基本スペックを詳しく確認しておこう。チェックに使用したのは、定番ツール「CrystalDiskInfo」。最新の接続インタフェース「SATA3.0(SATA6Gbps)」や、ランダムアクセスを高速化する「NCQ」、SSDへの書き込み速度低下を防ぐ「TRIMコマンド」などに対応していることが確認できる。Windows7以降や、インテル6シリーズチップセット以降などと組み合わせることでその本領を発揮できるだろう。

「CrystalDiskInfo」でSSDのスペックを確認した。SATA3.0(SATA6Gbps)や、TRIMに対応していることが確認できる