本社と営業所、本社から海外支店など、離れた場所にいる人同士がインターネットなどの通信回線を利用して会議を行う事が出来る「Web会議システム」。主には、会議利用を中心に、様々な場面で利用されているが、最近では、タブレット端末などのスマートデバイスの普及によるワークスタイルの変革により「Web会議システム」は、今後もますます社会で存在感を増して来るだろう。

現在も、数多くのWeb会議システムが世に出ており、ユーザー側としては、システムの選択が難しくなっている中、今回は、特に設計・製造業界から多くの支持を得る、パイオニアソリューションズ株式会社(以下、パイオニアソリューションズ)のWeb会議ソリューション「サイバーカンファレンスシステム・プライム」を紹介したい。

企業を成功に導く遠隔会議システムの本当の良さとは?

現在、企業競争が激化する中、各企業ではコスト削減が進み、とりわけ設計・製造業においては、分散設計が進み、人件費の安い海外拠点にて設計を行う、オフショア開発が進んでいる。

「オフショア開発の成功を収める為には、現地社員のスキルアップ向上は必須だが、それ以外に、日本にいる担当者との密なるコミュニケーションが非常に重要である。それに伴い、コミュニケーションツールの選択も非常に重要であり、プロジェクトを成功に導く鍵を握っている。」とパイオニアソリューションズ マーケティング担当マネージャー 尾崎行雄氏は語る。

パイオニアソリューションズ マーケティング担当マネージャー 尾崎行雄氏

その密なるコミュニケーションを支援する為、パイオニアソリューションズは「サイバーカンファレンスシステム・プライム」を提案している。

「サイバーカンファレンスシステム・プライム」は、単なる会議システムとは違い、海外などの遠隔地からでも、同じ画像・図面をリアルタイムに確認しながら、「簡単操作」「資料を相互に出し合い」「高画質データの共有」で、確実に相手に指示(意思)を伝えきる事が出来る会議システムである。「遠隔地と会議を行う上で、伝えたい事をストレスなく相手に伝える事が出来る会議システムが、よりよいシステムだと考えております。言い換えれば、使うユーザーにとってストレスがかからないシステム選択が重要と言えます」と氏は言う。

会議システムを利用する上で、ユーザーにとってのストレスは、以下の3つのストレスだと考える。

1.音のストレス

音のストレスとは、遠隔地との会議中に音声が途切れてしまったり、音質自体が悪かったりした場合に感じるイライラである。途切れがちで音質も悪い中、片言の英語などで話されると余計に聞きづらい。更に、会議システムはネットワークをつなげて利用する為、回線速度が遅いと音声が遅れて届くなど、会議の進行を妨げる危険がある。

「サイバーカンファレンスシステム・プライム」は、パイオニアにて設計開発された専用のアプリケーションである。CD並の高音質コーデックを利用し、独自の伝送システムを組み合わせる事で、音を途切れにくくし、遅延を防ぎ、高音質な音を的確にリアルタイムで伝える事が出来るのだ。

「サイバーカンファレンスシステム・プライム」を企画・開発する上で、「音のストレス」は最も重要視した部分である。

音響メーカー パイオニアならではの最適な高音質を提供する。
図上:サイバーカンファレンスシステム・プライムの【音声周波数】
図下:一般的なWeb会議システムの【音声周波数】

2.操作のストレス

操作のストレスとは、会議アプリケーションに操作ボタンが多く、操作を覚えられず、操作出来ないといったストレスである。一般的なWeb会議システムでは、操作ボタンの多さから、主催者側と参加者側の権限が分からず、会議が円滑に進まないケースも挙げられる。

「サイバーカンファレンスシステム・プライム」は、メニューに10個のボタンしかなく、「資料公開」「公開停止」「ペン」「マウス」の、たった4つのボタンで会議進行の操作が可能だ。どのボタンで、どういった操作が出来るのか、一目瞭然で分かる為、ユーザーにストレスを与える事は、ほぼ無いという。

専用操作を極限に少なくした操作画面。会議に集中しながら操作が可能

3.伝わらないストレス

3つ目のストレスは「伝わらないストレス」である。遠隔会議だと、どうしても人によって見ている部分や捉え方が違い、言葉だけだと強調したいポイントが伝わらず、ストレスを感じるケースが多々ある。

「サイバーカンファレンスシステム・プライム」は、双方向同時で書き込みをしながら、相手に確実に指示(意思)を伝え会議を進行する事が可能だ。なおかつ、画面上への書込みは、書いている軌跡も相手に見せる事が出来るので見ていても違和感はない。また、会議主催者・参加者で権限の制限はなく、まったく同じ操作でお互いが資料を出し合いながら、会議を進行する事が出来る。つまり、会議を止める事無く、確実に相手に指示(意思)を伝える事が可能なのだ。

双方向同時書き込みを行い、軌跡までも確認出来る機能は、他システムと大きく差別化された「サイバーカンファレンスシステム・プライム」の特長と言えよう。

双方向同時書き込みを行い、軌跡までも確認できる為、相手に確実に指示(意思)を伝える事が出来る

この3つのストレスを解消し、【安定・安心して使える】【高いセキュリティ】【高画質データの共有】の特長があるからこそ、密なコミュニケーションを取りながら、1つのモノを創り出していく、設計・製造業界から多くの支持を得ていると言える。

パイオニアソリューションズの遠隔会議がモノづくり企業で高い評価を受ける理由

パイオニアソリューションズがモノづくり企業に評判を受ける理由として、3つのストレスを解消する事はもちろんだが、「安定・安心して使える」事も、モノづくり企業から評判を受けている理由とも言える。

「サイバーカンファレンスシステム・プライム」は、細い回線であっても、遠隔地と安定的につなげる事が出来、256kbpsでの接続運用が可能だ。つまり海外などの遠隔地との会議中に、音が途切れたり、資料共有まで時間がかかるという様な心配はない。遠隔地と安心して会議を進行する事ができるのだ。これが高い評価を受ける理由の1つである。 高いセキュリティを担保して使用出来るのも魅力として言えるだろう。 「サイバーカンファレンスシステム・プライム」は他社に比べ、よりセキュリティの高いシステムである。たとえば、一般的なASPサービスのように同一サーバに皆がアクセスをするのではなく、パイオニアのクラウドサービスの場合、個社ごとのサーバを用意し、契約ユーザーしか接続出来ない仕組みとなっている。また、事前に登録したPCしか接続できないマックアドレスの認証方式による運用も可能な為、更に高いセキュリティで会議開催をする事が可能である。さらに、ログ解析によるトレイサビリティも兼ね備えたセキュリティ性の高いサービスと言える。これらセキュリティは、特に自動車業界から高い評価を受けている理由となっている。

そして、モノづくり企業に要求される高画質なデータ共有が行える事も大きな魅力だ。 アプリケーションの機能の一つの「ホワイトボード」に貼り付けられた画像は可逆圧縮処理をされ、相手PC画面に表示される。つまり、解像度を落とすことなく相手と画像共有できるので、PCにあるCADデータはもちろんのこと、高精細書画台で取り込まれた現物映像もリアリティ高く共有することができる。この高い性能により、遠隔地の技術者同士による設計・開発コミュニケーション、離れた場所にある現物を基にした品質コミュニケーションが実現できる。

また、先程も紹介したが、相手に確実に「意思が伝えられる」部分も評判を受けるもう1つの理由となっている。

書面台で撮影した実物の画像データをクオリティ高く共有出来るため、現物を移送する手間なく品質確認が出来る

「サイバーカンファレンスシステム・プライム」には、遠隔操作機能をオプションで用意している。設計・製造業界の方々であれば、この遠隔操作機能を使用すれば、遠隔地の3DCADイメージを日本の事務所で遠隔操作する事が可能で、お互いが自分の見たい角度に操作し、双方向で書き込みをしながら会議を進行出来るというシーンを容易に想像いただける事と思う。これら特長が評価され、設計・製造業で幅広く活用されているのだ。

「サイバーカンファレンスシステム・プライム」はオンプレミス/クラウドサービスの2形態を用意しており、ユーザーのニーズに応じて商品(サービス)を提供している。グローバル化・多極化する企業において、より高度なコミュニケーションの在り方が問われている中、スピードとクオリティを要求される遠隔地間のコラボレーションを最大限に高める事が出来るアイテムは、双方向同時書込みが可能で、簡単操作・安定音質・高画質データ共有をする事が出来る「サイバーカンファレンスシステム・プライム」であると言えるだろう。

パイオニアソリューションズ株式会社

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