2014年1月4日より東映チャンネルにて放送がスタートする『ロボットガールズZ』は、永井豪原作の『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボ グレンダイザー』を美少女キャラ化したゆる系ロボアクションアニメ。発表時には「マジンガーZ」たちがまさかの"萌え擬人化?"ということでも大きなトピックとなった。

『ロボットガールズZ』より

物語は、マジンガーZ娘のZちゃん(CV:本多真梨子)、グレートマジンガー娘のグレちゃん(CV:水瀬いのり)、グレンダイザー娘のグレンダさん(CV:荒浪和沙)といったロボットガールズ(チームZ)たちが、町内征服をたくらむあしゅら男爵(CV:久川綾)や機械獣少女たちとゆる~い戦いと日常を繰り広げる。1話10分とは思えない詰め込まれた高密度のネタの数々と、問答無用で機械獣少女たちをぶっ飛ばす痛快アクションが魅力で、久川綾をはじめ、森下由樹子(ガラダK7役)、東山奈央(ダブラスM2役)、谷口夢奈(グロマゼンR9役)、宮本佳那子(グロッサムX2役)、菊地美香(ミネルバX役)、古谷静佳(ラインX1役)とこちらも豪華な声優陣が名を連ねている。

本多真梨子
10月3日生まれ 神奈川県出身
アニメ『我が家のお稲荷さま。』矢野めぐみ役ほかで声優デビューを果たし、『生徒会の一存』で桜野くりむ役ヒロイン役に抜てき。代表作は『日常』相生祐子(ゆっこ)役、『アウトブレイク・カンパニー』ロミルダ・ガルド役、『聖闘士星矢Ω』セレーネ役、ゲーム『サモンナイト5』ペリエ役など

今回は、主人公・Zちゃん(マジンガーZを美少女化)を演じるとともに、チームZとして本作のオープニングテーマやエンディングテーマも担当した声優・本多真梨子に作品の魅力や収録時のエピソードなどさまざまな話を伺った。

──「マジンガーZ」たちが美少女キャラ化ということでも話題になっていますが、『ロボットガールズZ』の魅力はどこにあると思われますか?

本当にストレス発散できるアニメで、スカッとします! 今のアニメはふわふわーっとした女の子がふわっとした日常を過ごす作品が多い中、ここまでめったんめったんのぐっちゃんぐっちゃんにするアニメってないと思うんです。かわいい女の子がかわいい女の子を殴っちゃう!

──練馬の街が大変なことになっていますよね(笑)。

大丈夫だったのかな、救急車来ないかな? と八百屋さんとか心配になるんですが、大丈夫、ちゃんと生きてる(笑)。ジャックとメリー(『ゲッターロボ』のキャラ。作中でひどい目にあうホットドッグ屋として登場する)もちゃんと生きてる! ボコボコになってもみんな次は元気に出てくるので、さわやかに見られると思います。

──では、Zちゃんの紹介をお願いします!

とにかく真っ直ぐで、自分を信じて振り返らない子です。うらやましくなるぐらい自分のことを信じてるんです。私も自分を信じたいと思ってるんですが、やっぱり人間だから悩むじゃないですか! 人にどう思われてるかな? とか気にしちゃうんですが、Zちゃんは真っ直ぐ本音で嘘のない、直球で生きている子だと思います。

──本多さんに似ている部分はありますか?

私も直球……なのかな? 嘘をつくのが苦手なのは一緒かもしれません。嘘をついた罪悪感に耐えられないので(笑)。私もあんまり考えない方ですね、きっといい意味で(笑)。

──(笑) では、これまでのアフレコ収録の感想はいかがでしょうか。

今は第6話まで収録済みです。各話10分なんですが、すごく中身のある10分というか。いっぱい内容が詰まっていてボリューム感があります。第5話のあたりからみんなびっくりするような展開になっていて、Vチェックをしていて、自分でも「えっこれありなの? 『ロボットガールズZ』ってこういう話なの?」って驚きました(笑)。……続きを読む

(C)ダイナミック企画・東映アニメーション
(C)ロボットガールズ研究所