結婚率が低くなっています。しかし、世の中の独身男女が結婚したくない! と思っているかと言われると……意外にそうとは言えません。「結婚したいけど、前向きに考えられる相手がいない」。こう思う男性、少なくありません。そこで今回は、結婚に向かない女性の特徴をお話しします。

柔軟性がない

「無理、絶対無理」と男性から思われないようにね!

夫婦と言っても、所詮は他人同士が1つ屋根の下で暮らしているわけですから、当然もめごとはあります。何か問題が表面化したときに大切なことは、それぞれの妥協点を探ること。もちろん譲れない部分ってそれぞれにありますが、自分の意見を押し通してばかりだと、当然ながら相手は不満を持ちます。

柔軟に対応することができるのは、相手の気持ちを認めると言うことにもつながります。相手の気持ちや意見を認めるからこそ、自分の気持ちや意見との折り合いを付けられるものです。それをしてくれない相手との結婚を考えることはできません。

いつまでもチヤホヤされたい

1人の男性に愛されることよりも、複数の人にちやほやされる方が気分が良いと思う女性は結婚に向いていません。もちろん、そういう女性は結婚しても浮気の心配があるため、男性も結婚に対して前向きになれません。

人間ですから、いつまでもモテる存在でいたいとは思います。それに、男性は自分の愛する人にはいつまでもきれいでいてほしいと思うものではあります。しかし、それはあくまでも自分を見ていてこそ。他人ばかりに目を向けてしまう女性との結婚を考えられないのも仕方がないですよね。

生活水準を一切見直す気がない

独身時代の生活水準と結婚後の生活水準は変わってしまう人も少なくありません。もちろん、財布を別にしている夫婦もいますが、やはり2人での生活と1人の生活とでは、生活スタイルは変わってしまうのは仕方がありません。変わることをマイナスにとらえずに、逆に楽しもうとする女性を男性は大切にします。ですが、自分の基準以外は受け付けない! と言う女性は、「自分のためにしかお金を使わない女性」「金遣いが荒い」と男性は結婚する気持ちを萎えさせてしまいます。

家事をしない

料理もダメ、掃除もダメ、洗濯もダメ。やはり、なんでも「私できない」で終わらせてしまう人は、結婚には向いていません。共働きの場合、何でも女性にさせるのはおかしいという意見はごもっともだと思います。しかし、だからと言って主夫でもない限り自分は何もしなくても良い! というのも違いますよね。

2人が協力して家事の全般をする。だからこそ、何もできないで終わらせてしまう女性とは結婚は考えられないものです。

自分が大好き!

自分を大切にする人は結婚に向いていますが、自分が大好きという人は結婚に向いていません。

自分大好きな人は、世界の中心が自分になるため相手のことは二の次三の次のため、大切な人のために何かをしたいと言う気持ちにはなりません。自分が良ければそれでいいと思ったり、自分にとって都合のよい環境じゃなければいけない。自分が楽でいられることが一番良い。それでは当然、結婚したいとは思ってもらえません。自分を大切にできる人は、自己肯定感も高いため人に優しくなり、相手にとっても大切にしたいと言う気持ちが強くなります。

女性は結婚をゴールにしてしまいがちです。私は、その考え方を持っていても良いと思います。しかし、大切なことはそのゴールである結婚の先にはまた新しいステップが待っていると考えることが前提です。今が良ければそれでいい! とだけ考えるのではなく、異性にとって一緒に未来を考えられる女性であり続けたいですね。

著者プロフィール

片瀬萩乃
恋愛作家
常に相談者の立場に立った前向きなコメントに「恋愛の楽しさを思い出した! 」「自分の気持ちに自信が持てた! 」と多くの女性からアツい支持を得ている。著書に、シリーズ合計20万部突破した『モテ本! 』『モテ本! ハイパー』『モテ本ビジュアル強化BOOK』(以上、大和書房)、『終わらない恋をするための恋愛のルール』『喜ばせハンドブック』(以上、中経出版)、『永遠に彼が夢中になる恋愛のルール』(二見書房)、新刊に『しあわせのはじまりは、ときめきから』(学研)がある。 オフィシャルサイト「恋結‐コイムスビ‐」、オフィシャルブログ「today+」も展開中。