会場では実際にデモンストレーションが行われた。

まずはスタート画面から「ミュージック」アイコンをタッチしてアプリを起動する。Windows 8.1からの新UIとなった「ミュージック」アプリ内から、左サイドの「見つけよう」をタッチ。これが「Xbox Music」の入り口となる。

「見つけよう」が「Xbox Music」の入り口

ずらりと並んだCDジャケットの中から、欲しいものがあればタッチ。詳細画面には、アルバムに収録されている全楽曲が表示され、それぞれ30秒程度の試聴が可能となる。気に入ったらアルバムをまるごと購入してもいいし、1曲単位で購入することもできる。価格は1曲あたり150円~250円。ファイル形式は320kbpsでDRMフリーのMP3となる。

楽曲は30秒間の試聴が可能

購入時の支払いは、MSアカウントを持っていればそれに登録してあるクレジットカード決済が使える。もし持っていない場合は、プリペイド式のWindowsストアギフトカードやXboxギルドカードを使って購入が可能だ。

「Xbox Music」の最大の特徴は、「Bingスマート検索」を使った連携機能だ。たとえばアルバムの詳細画面から人型のアイコンをタッチすると、そのアーティストの他の楽曲や関連アーティスト、バイオグラフィなどを一元的に見ることができる。また、さらに詳しく知りたいという場合はそのアーティスト名で検索することで画像や動画などのネット検索結果を即座に返してくれるのだ。その逆も然りで、今後「ヒーローアンサー」機能が追加された後は、検索結果から「Xbox Music」の楽曲を再生することもできる。このように、アルバムや楽曲を単体で楽しむのではなく、スマート検索を使うことで「途切れることなく音楽を楽しめる」のが、「Xbox Music」の魅力だという。

他のアプリと「Bingスマート検索」で連携できるのが「Xbox Music」の強みだ

さらに、Windows 8.1ならではのマルチスクリーン機能も実装されており、たとえば画面の左で「Xbox Music」を起動し音楽を流しながら、右側で別のアプリを立ち上げたりもできる。仮にスタート画面やデスクトップに戻っても再生中の音楽は途切れず、「仕事をしながらマルチタスキングで音楽を聞くこともできる」という。

マルチスクリーン機能で仕事しながらでも音楽が楽しめる