「不倫は文化」なんていう元祖トレンディ俳優の名言(?)があり、昔は「浮気(不倫)=男」なんていうイメージが強かったと思います。しかし、今は女性の浮気や不倫が急増しているそうです。「もしかして何股もかけられているうちの1人? 」と言う不安は、今や女性だけではなく男性にも言えること。今回は男の敵ともいえる、「二股や三股をしている女」の特徴をお話しします。

突然のモテ期が遅かった女

「どれにしようかな~」

人生には波の大小はありますが、モテ期が存在します。容姿がきれいで、平均的にモテている女性はあまりそういうことはありませんが、突然のモテ期を経験した女性は、その状態の気持ちよさをキープしたくなり、いちずに「私にはこの人が! 」とは言わなくなってしまうことが多いです。

特にそのモテ期が遅ければ遅いほど「今のチャンスを逃せない! 」と思ってしまうので、二股や三股に走ってしまいます。実は、私も学生時代にモテ期がやってきたのですが、それまでがモテなさすぎて、小さなウェーブも見逃したくないとばかりに、当時付き合っていた彼氏がいたにもかかわらず、別のイケメンから好意をもたれるとフラフラと行ってしまった経験があります。

さみしがり屋な女

さみしがり屋の女性は、愛する人のぬくもりを求めてしまいます。そのため、彼氏1人で満たされていればいいのですが、彼の仕事が忙しくなったり、付き合いが長くなりマンネリ化して彼の愛情があまり感じられなくなった時、彼にその寂しさをぶつけても彼が何も反応を示してくれない場合、他の男性に行ってしまいます。そのため、この手の女性の二股や三股はとても上手で、本命の彼にはなかなかバレません。

なぜなら、男性にとっては今まで自分に100%求められていたものがなくなったため、「彼女が重いと感じていたけど、今はいい距離感だなー」という居心地の良さを感じることができるから。そのため「彼女とは最近、仲が良い」と勝手に勘違いする男性が多いのでバレにくいのです。

女としての意識が強すぎる

女である以上、女として見られたいと思うのは誰でも同じですが、他人からの"女"への評価を強く気にする女性は、年齢を重ねるごとに二股などの浮気をする可能性が高くなります。

例えば、結婚をすると日本の男性の多くは奥さんに対して付き合っていた頃のような扱いをしなくなります。そのため、「私は女性としての魅力がなくなったのかしら? 」と言う不安を感じてしまい、別の男性で自分の魅力や女としての価値を見つけるようになります。

「元彼は、みな友達! 」の女

男も女も浮気をする時、最も楽な相手が実は過去の恋人です。互いのことを知っているので、段階を踏む必要がないためです。

元恋人と本当に友達としていられる場合もありますが、男性側がまだ元カノのことを好きだった場合、二股と言う関係が成立してしまうことも少なくありません。実際に、「元彼と今の彼のどちらを選んでいいかわからない」と悩む女性もいました。二股状態に陥ってしまったきっかけが、「元彼とは友達として仲良くしていたけれど、彼と大げんかして元彼に相談をしたらついそのままズルズル……」と言うものでした。

女性が二股をするのは、やはりどちらかと言えば心が寂しいと感じたときが多いです。それこそ、三股四股をする女性は恋愛そのものをゲーム感覚で楽しんでいる女性や、セックスを趣味のように考えている女性が多いです。

大切な彼女が二股をしている可能性を感じたのなら、最初にすることは追求よりも今の自分は彼女を大切にできているかどうか、彼女が何度も何度もシグナルを出していたのに突然途切れてはいないだろうかと考えること。そう考えると、道は開けてくるのではないでしょうか。

著者プロフィール

片瀬萩乃
恋愛作家
常に相談者の立場に立った前向きなコメントに「恋愛の楽しさを思い出した! 」「自分の気持ちに自信が持てた! 」と多くの女性からアツい支持を得ている。著書に、シリーズ合計20万部突破した『モテ本! 』『モテ本! ハイパー』『モテ本ビジュアル強化BOOK』(以上、大和書房)、『終わらない恋をするための恋愛のルール』『喜ばせハンドブック』(以上、中経出版)、『永遠に彼が夢中になる恋愛のルール』(二見書房)、新刊に『しあわせのはじまりは、ときめきから』(学研)がある。 オフィシャルサイト「恋結‐コイムスビ‐」、オフィシャルブログ「today+」も展開中。