これもぽっちゃりという認識でいいよね?

数々の恋愛本や雑誌を読むと、「ちょっとぽっちゃりしている女性がモテる」なんてことが書かれています。しかし面白いもので、世の中の男性全てがぽっちゃりした女性好き? と言われるとそうでもない。やっぱりモデル体型のスラッとした女性が好きだと言う男性もいます。そこで今回は、ぽっちゃり好き男性とスリム好き男性の特徴をお話しします。

スリム好き男性の特徴

スリムな女性が好きな男性は、どちらかと言えば、かわいい女性よりも美人な女性を好む傾向にあります。体型同様に、スマートな立ち振る舞いの大人な女性と言う感じでしょうか。母性の部分よりもパートナーと言う部分を重視するのかもしれません。

スリムなモデルのような体型の女性と一緒にいる男性は、なぜか胸を張っている人が多いです。「ああ、彼女も1つのファッションなのかな」と思ってしまうほど。モデル体型も含めて見た目をとことん重視する男性は、このような部分は捨てきれません。

「ファッションの1つ」と言う書き方をすると、女性にとってみれば「私のこと好きじゃないの!? 」と思ってしまいますが、決してそうではなりません。こういった男性は、映画のような画になる空間を好むケースが多く、私の周りでもモデル体型好きの男性は、女性の好みそうな場所を連れていきます。大衆的なところへはいかない人が多いですね。ロマンチストだったりもするので、素敵なサプライズをしてくれることも多いんだとか。こういう点は女性にとってもうれしいですね。しかし、悪く言えば見えっぱり。「あんなスタイルのいい人と付き合っている自分」に優越感を抱きます。

ぽっちゃり好き男性の特徴

ではぽっちゃり好きの男性はというと、なんと言ってもかわいらしい女性らしさという柔らかさが好きです。昔から、お尻が大きな女性は安産型と言われるだけあって、そういった体型に母性を感じるからかもしれませんね。

そして、どちらかと言えば甘えんぼうな男性が多いです。自立しているのですが、悪く言えばマザコン的な要素が強い傾向にあります。もちろん、「マザコン確定」と言うわけではなく、母性を強く求めてしまうと言う部分でのマザコン要素です。ぽっちゃりした女性から感じる包容力に、つらいときや寂しいときいやしてもらいたいのかもしれません。ですから、どんなときでも「私はあなたの味方」と言う雰囲気を出していることで、彼の愛情が深くなっていきます。

スリム好き男性はどちらかと言えばパートナーと言う関係を好む傾向にあると言いましたが、ぽっちゃり好きの男性は母性部分を好みますので、スリム好きな男性よりも結婚に前向きな印象があります。

そして、ぽっちゃり好き男性が口をそろえて言うのが「おいしそうに食べる姿が好き」ということ。おいしそうに食べる女性と言うのは食べることが好きですので、男性の多くは"勝手に"料理がうまいと勘違いします。私もよく「おいしそうに食べるな」と言われていました。しかし、当時は実家に住んでいたため、ご飯なんて全く作ったこともなく甘えっぱなしだったのですが、料理作るのがうまいと勝手に思い込まれていました。

とはいうものの……。男性と言うのは本当にわがままで、ぽっちゃりが好き! スリムが好き! と言う割に「ぽっちゃりは好きだけどデブは嫌だ」とか「スリムは好きだけどガリガリは嫌だ」なんてことを言います。どこからどこまでがぽっちゃりなのかといった境界線は男性によっても異なり、非常に厄介です。また、ふっくらした女性でもだらしなさを感じる人とそうではない人がいますよね。それによって、「ぽっちゃり」と言ったり「デブ」と言ったりもしますし、案外男性っていい加減だったりします。ですから、スリムでもぽっちゃりでも一番大切なことは「健康的であること」と「清潔感があること」です。この2つを忘れなければ、男性が好きな「ぽっちゃり」や「スリム」と言われる女性になれることは間違いなしです。

著者プロフィール

片瀬萩乃
恋愛作家
常に相談者の立場に立った前向きなコメントに「恋愛の楽しさを思い出した! 」「自分の気持ちに自信が持てた! 」と多くの女性からアツい支持を得ている。著書に、シリーズ合計20万部突破した『モテ本! 』『モテ本! ハイパー』『モテ本ビジュアル強化BOOK』(以上、大和書房)、『終わらない恋をするための恋愛のルール』『喜ばせハンドブック』(以上、中経出版)、『永遠に彼が夢中になる恋愛のルール』(二見書房)、新刊に『しあわせのはじまりは、ときめきから』(学研)がある。 オフィシャルサイト「恋結‐コイムスビ‐」、オフィシャルブログ「today+」も展開中。