大人になれば仕事・恋愛・健康と様々な悩みがあるさ。できればちょっとのお金やライフハックで解決できたらいいんだけれど……大人の男性が直面する様々な問題に対して主にスマホを使った解決法を女性ライターがお教えします。今回は「困った時にスマホの着信音で解決する方法」について。

今週のお悩み

ウチの上司に大変困っています。こちらも仕事があるのにダラダラと不毛な会議を続けるのでイライラしますし、仕事終わりは必ず飲みに連れていかれ、終電までつきあわされます。仕事を早く終わらせて家に帰りたいのに。どうすればいいのでしょうか。

回答

昔ながらのサラリーマンにけっこう、この上司のようなタイプがいますね。仕事とプライベートの境界がないようなタイプ。もっとも、こういう上司がいなくても、ダラダラした会議や残念な合コンにつきあわせられて中座したくなることはよくあります。実は、こういう時に役立つアプリが。それは「ニセの電話着信を行なう」というもの。どうやって電話着信でつまらない時間やつきあいを解決するのでしょうか。

・電話が来たように見せかけるアプリを活用

実はフェイクの電話着信が行えるアプリが多数登場しています。その中でもオススメなのが「うそ着DX」。スマホの電話帳からニセ着信の相手と鳴らしたい時間を登録し、着信画面を設定すれば好きな時間に着信音が鳴って着信画面が開きます。パッと見、本当に着信したかのように見えますが、もちろんフェイク。長引いている会議や退屈な飲み会の時にセットして電話を鳴らせば、「あ、急ぎの電話なのでちょっと失礼!」とその場を抜け出すことができるというわけです。

また、着信画面も出るので、あらかじめ有名人の名前を登録しておいて、「○○から電話が来た!」とさりげなく「有名人と友達」自慢ができる見栄張りツールとしても使えます。飲み会でさりげなくスマホの画面を出しておいて、「あ、クリステルから電話来たからちょっと帰るわ」とみたいな「モテモテすぎて困ってしまう俺」演出も。

「うそ着DX」を使うと好きな時にフェイクの電話着信が受けられます

・ニセ着信で自分自身にモーニングコールのドッキリを

この「うそ着DX」は時間と人物が好きなように設定できるので、会議や飲み会を抜け出す時に使う以外にも目覚ましとしても使えます。たとえば有名人や好きな人で起きる時間に設定すれば、モーニングコールのドキドキ感が味わえるというわけです。ただし、当然のごとく着信だけで通話はできませんが。

ただし、着信画面はいつも電話で使っているものではなく4機種の着信画面から選ぶため、気をつけないと画面からニセ着信とバレる危険が。また、着信音はメディアモードで鳴るため、マナーモードでも音が鳴ってしまったり、着信を止めた後でも着信音が鳴ってしまう場合があります。実際に利用する前にテストしておいた方がいいでしょう。

スマホの電話帳をアプリに読み込ませ、そこからニセ着信の相手の選択と時間の設定を

電話帳に登録さえしておけば、福山雅治から電話が! なんてことも。もちろん、これはウソの着信です

設定できる端末は4機種。これ以外の端末でも利用できますが、着信画面が違うのでニセ着信だとバレないようご注意を

・子育ての世界でニセ着信アプリが人気に?

「うそ着DX」以外にも、フェイクの着信アプリはいろいろと登場しています。「ウソをついてまで着信があるのを演出するなんて」と後ずさりする方もいるかもしれませんが、このニセ着信アプリが育児の世界でなんと注目を浴びているのです。ご存知の方も多いかもしれませんが、怖い電話で子供を叱る「鬼から電話」がそう。

このアプリは、赤鬼やお化けがいうことを聞かない子供に電話するというもの。もちろん、親が着信設定をするのですが、鬼やお化けからの怖いお叱りのメッセージも再生されるので、子供は本当に鬼が電話してきた、と思ってしまうわけです。これが子供にとって本当に怖く、教育効果が高いと実際に利用した親の間で人気です。

鬼から電話。鬼やお化けからお叱りのメッセージが

「嘘も方便」という通り、ウソはよくないことだけど時と場合によっては必要になることもありますね。ここで紹介したアプリにいつまでも頼りきってしまうのは問題がありますが、ちょっと困った時の解決法としてピンポイントに使ってみてはいかがでしょうか。

(記事提供:AndroWire編集部)