赤ちゃん用の知育スポーツ用具である「スイマーバ」(3,150円)。羊水の中にいたころの記憶がある月齢期から水を手で掴んだり浮いたりしている感覚に親しむことで、水への抵抗感や恐怖心を拭い去ると同時に、バランス感覚などを刺激して好奇心を育むことを目的に誕生した。

「スイマーバ」着用イメージ。生後18カ月かつ体重11kgまでの子供が使用でき、スイマーバにあごをのせて使う。支えがなくても1人で浮いたり泳いだりでき、その姿が「かわいい」との声も

世界93カ国で販売

スイマーバ・ジャパンによると、イギリスで2005年に発売されて以降、世界中で愛用され、現在までに世界で累計50万個が販売されているという。日本では2009年から販売されている同商品。発売経緯やユーザーからの反響、今後の展望についてスイマーバ・ジャパンに話を聞いた。

「スイマーバ」(レギュラーサイズ3,150円)。首回り約29cmのレギュラーサイズに加え、首回り約26cmの「スイマーバプチ」(3,150円)も登場

浮き輪のような形の赤ちゃん向け知育スポーツ用具である同製品。コンセプトは、「0歳からのスポーツ知育」「生まれて初めてのエクササイズ」だ。まだ首の座らない低月齢の赤ちゃんから11kg以下の生後18カ月まで使用することができる。日本で発売に至ったのは、のちに日本総輸入代理店となった会社のディレクターである専務が、実際に自分の子供用に購入したことがきっかけ。乳幼児が水に親しむ「プレスイミング」を通して、赤ちゃんの身体の感覚を刺激。さらには、大切なコミュニケーションの時間にもなると自身が実感した体験を、日本の多くのお母さんたちにも知ってもらいたいと販売を始めたとのことだ。

日本での発売後、実際に使用しているユーザーからは「いい運動になるようで寝付きがよくなりました」「寒い時期に兄弟と一緒に湯船につからせられるのがいい」といった実用性を評価する声の他に、「浮いている姿がかわいくて、見ている親も楽しい」「お風呂に入れるだけでは"作業"になってしまう入浴が"楽しみ"に変わった」といった親子のコミュニケーションの効果を実感する声も寄せられてるという。

同商品は、最近リニューアルして新柄が登場したばかり。また、首回りが小さいタイプも発売されるなど、今後もより多くの赤ちゃんが商品を体験できるような活動を続けていきたいとしている。