「クリーニング」といえば、衣服を近所のクリーニング店に持ち込むのが一般的だった。しかし最近では、忙しいビジネスパーソンや子育て中のママを中心に「宅配クリーニング」が浸透しているという。クリーニング店と宅配クリーニングには、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのか比較してみた。

店舗のメリットは「スピード」「値段」

いわゆる「町のクリーニング屋さん」は、宅配と比べて納期が早い特長がある。最短で即日仕上げという店も少なくない。また、宅配の場合は送料が発生することなどもあり、料金の安さも特長と言えよう。

具体的に比較してみると、例えばYシャツでは宅配の場合、300円~350円が相場だが、店舗は150円~200円前後が一般的。宅配より店舗の方が、100~200円安くなっているところが多い。

店舗の場合は、窓口で直接やり取りができるのもメリットだ。「胸元のシミが気になる」「デリケートな素材なので……」といったことも直接伝えられるので、衣類を預けるときに安心感を得ることができる。

ただし、営業時間が短いことや、土日祝日は定休日という店舗もあるので、忙しい人には利用しにくいのも事実。だからといって、衣服をまとめて依頼すると荷物がかさばり、持ち込みと受け取りの2回、店舗へ足を運ばなくてはいけないので面倒くさい。

宅配クリーニングのメリットは「楽」「いつでもOK」

一方、宅配クリーニングの場合は、自宅にいながら衣類をクリーニングに出せるという手軽さがある。宅配便を利用して玄関で受け渡しできるので、小さい子どもがいて外出が難しいというママや、大量にクリーニングを依頼したいとき、布団などの重いものを依頼したい人に支持されている。

店舗の場合は営業時間が限られていたり、休日があったりとするが、宅配の場合は夜遅い時間でも集荷が可能だったり、コンビニ持ち込みなら24時間対応可能という業者も。忙しいビジネスパーソンでも気兼ねなくクリーニングを利用し、受け取ることができる。

しかしながら、宅配クリーニングはまだ知名度が高くなく、「顔が見えないから不安」といった声や、価格や納期を店舗と比較して利用をためらってしまうといった声があるのも事実だ。

企業努力でサービス向上計る宅配クリーニング業者も

こうした中で、宅配クリーニング店はサービス向上のため、どのような企業努力を行っているのだろうか。宅配クリーニング「リネット」を展開する、ホワイトプラスの斎藤亮介取締役兼CMOにお話をうかがった。

――宅配クリーニングサービスの流れを教えてください。

斎藤さん「パソコンやスマホのウェブサイトから、集荷依頼の申し込みを24時間受け付けています。基本的には1回のご利用が3,000円以上の場合は送料無料です。3,000円未満の場合、往復送料として1,050円を別途いただきます」

――仕上がりまでどのくらいかかりますか?

斎藤さん「毛皮や着物など特殊なものを除けば、最速で2日後にはお届けすることが可能です。セーターが390円、Yシャツが158円と、店舗の価格とほぼ同じ、もしくは店舗によっては店舗の価格より安い料金設定にしています」

――なぜ「早い」「安い」が実現できたのですか?

斎藤さん「一言で言ってしまうと、『システム化』ということにつきます。これまでクリーニングの受付から衣類の検品、梱包、発送作業まで、クリーニングの「洗浄」以外の工程全ての現場業務を自分たちで行い、3年間かけて一つ一つシステム化していきました。その蓄積されたノウハウとシステム化により、低価格とスピードアップの両立が実現できました」

――宅配というと顔が見えない、品質が心配といった声もありますが。

斎藤さん「リネットでは申込時に『要望欄』を設けており、例えば『ワイシャツのノリを固めに』『スーツ上下はデラックスで』などのコメントを書いていただくことで、個別のデリケートな要望にもお応えするよう努めています」

――現在はどのような世代の利用が多いですか?

斎藤さん「幅広い世代の方にご利用いただいていますが、中でも30代女性など、小さいお子さまがいて外出が難しいという子育て世代に多くご支持いただいています。高品質も私たちの売りなので、『ブランド物なども安心して任せられる』とご評価いただいております」

家から一歩も出ずに、布団などの大きなものまでクリーニングに出せるというのは、やはり大きな魅力である。それに加えて、店舗と同レベルの高品質、低価格、スピードアップを実現すべく、企業努力がなされていることがわかった。

もちろん、店舗も宅配と同様に、サービスの向上に努めているところもあるだろう。この機会に両者を比較し、宅配クリーニングも選択肢に入れ、用途に合わせて両方をうまく使い分けてみてはいかがだろうか。

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