iPhoneは本当に多機能だ。電話でもあり、カメラでもある。ゲーム機でもあるし、地図でもある。生活のあらゆる場面において、iPhoneはなくてはならない端末となっている。中でも多くの人にとって欠かせないのが「音楽プレーヤー」としての機能だろう。iPhoneを使うようになってから、iPodの出番が激減したという人も少なくないはずだ。

iPhoneに標準搭載されている「ミュージック」アプリは優秀だ。操作はシンプルで直感的だし、必要最低限の機能はすべてそろっている。しかし、それは逆にいえばあまり凝ったことはできないということでもある。

そこで、標準のミュージックアプリがちょっと物足りないと感じる人のために、様々な機能を搭載したサードパーティのミュージックアプリを厳選して紹介しよう。どれも高機能でありながら使いやすく、標準のミュージックアプリを置き換えるにふさわしいものばかりだ。

SonicMax Pro

SonicMax Pro

SonicMax Pro」は、BBE Soundからリリースされたプレーヤーアプリ。標準のミュージックアプリと比べて、低音がかなり強めに出るのが特徴だ。これにより、全体的に音の迫力が増している。また独自の補正技術により音質が向上することをうたっているので、単純に音をよくしたいという場合にもオススメである。プリセットには、ヘッドホンやイヤホン、スピーカーなどの各種オーディオ機器に応じたメニューが用意されており、今の自分の環境に合わせて選ぶといい。もちろんセッティングで音の調整も細かくできる。扱いやすく、カスタマイズ性も高いので、初心者から上級者までまんべんなく満足できるだろう。

Groove

Groove

ミュージックライブラリには入れたものの、あまり聴かなくなってしまって、入れたことすら忘れている曲はないだろうか。心当たりがあるなら、オススメのアプリがある。「Groove」だ。これはライブラリに入っている楽曲から、プレイリストを自動作成してくれるユニークなアプリ。自分で作成したプレイリストだと、どうしても次に何がくるか予想がついてしまうが、Grooveはユーザーが聴く音楽の傾向を調査して自動的に様々なミックスを作成してくれるので、毎回新鮮な気持ちで音楽を楽しめるのだ。何百曲、何千曲と音楽を詰め込んでいるなら、ぜひ活用してみてほしい。また、FacebookやTwitterでお気に入りの楽曲を共有したり、スマートジェスチャーで音量などをコントロールすることもできる。