説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりが正しく理解していないこともあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneが壊れた……修理の間はケータイ無し生活?」という質問に答えます。

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iPhoneを落として画面が割れた、うっかり水没させた、突然電源が入らなくなった……iPhoneは精密機器ですから、物理的な原因で故障することがあります。その場合、iPhoneを購入した携帯電話ショップへ持ち込む、最寄りのApple Storeに予約のうえ持参する、など購入時期や契約している保守サービスに応じた方法でiPhoneを修理に出します

携帯電話ショップへ持ち込み店舗側では対応しきれないと判断された場合、iPhoneはAppleへと送られます。交換では3日前後、修理では1週間前後を見ておかねばなりません。当然、その間iPhoneは使えませんから、携帯電話無し生活を強いられることになります。

それを避ける1つの方法が、iPhoneの貸出サービスを実施している店舗へ持ち込むことです。iPhoneを預ける前に、最寄りのショップとコンタクトを取り、貸出用のiPhoneがあるかどうか確認してみましょう。iPhoneでなくても、フィーチャーフォンであれば貸出してくれる可能性は大です。ただし、SIMの再発行などにより手数料が発生することがあるほか、キズをつけたり壊したりすると別途料金を請求されます。

iPhoneがなくては困るという場合、日数でいえばApple Storeへ持ち込むことが最短です。購入から1年以内であれば、Appleが提供する保証サービスを受けることができるため、その場で交換してもらえる可能性もあります(破損の状況によっては有償です)。近くにApple Storeがない場合は、Appleのオンライン修理サービスを利用する方法もあります。最短でも集荷から新しいiPhoneの到着まで3、4日かかりますが、修理/交換にかかる手間を大幅に軽減できます。

写真で解説

多くの携帯電話ショップが、修理を待つ間携帯電話を貸し出すサービスを実施しています。iPhoneが用意されているかどうかは、ショップにより異なります