千葉県・幕張メッセで10月5日まで開催されているCEATEC JAPAN 2013。2013年のテーマは「Smart Innovation―明日の暮らしと社会を創る技術力」。マイナビニュースの家電チャンネルでは、主要家電メーカーのブースを中心に、展示内容を紹介していく。

東芝ブースは、生活家電製品関連とAV機器関連で、展示が大きく分かれている。生活家電関連では、同社がホームエネルギーマネージメントシステム(HEMS)・スマート家電として展開している「FEMINITY(フェミニティ)」関連製品の展示がメインだ。

ステージ上では「FEMINITY」関連製品のデモが行われている

ホームエネルギーマネージメントシステム「FEMINITY」関連製品

一方、AV機器関連では、4Kモデル・2Kモデルの「REGZA(レグザ)」を展示。来場者の関心を集めていたのが、参考出展されている40V型の4Kモデルだ。ブースでは、40V型の4Kモデルを映像編集用のモニターとしての使用を想定して展示が行われていた。担当者に話を聞いたところ、「レグザはあくまでも民生用のブランドですが、4Kモデルの『Z8X』シリーズは、編集現場などプロの方からの引き合いが多く、現在、プロユース向けの画質の設定値をwebサイトで公開してます」とのことだ。なお、40V型の4Kモデルの発売に関しては、現時点では未定となっている。

参考出展されている40V型の4K「レグザ」

編集用のモニターとして展示されているが、レグザはあくまでも民生用のテレビだ

また、新発売の「Z8」「J8」シリーズの展示も行われている。同シリーズ向けに自社開発した直下型バックライトのカットモデルも展示。このバックライトによって、「Z8」「J8」両シリーズでは700nt(cd/m2)の明るさを実現している。また、新しくなったタイムシフトマシンでの検索機能も実際に試してみることが可能だ。

2Kのフラッグシップモデル「Z8」シリーズ

「Z8」シリーズに使用されている直下型のバックライト

従来は少々手間が掛かった番組検索(左)も、ボイスリモコン機能で簡単になった。右の写真は、ボイスリモコンに「昨日放送されたドラマ」という言葉を吹き込んだ検索結果の画面