【レポート】

30周年を迎えた『ゾイド』の究極の進化形態『ゴジュラス』の魅力に迫る

1980年代から展開されていたタカラトミーの看板商品『ZOIDS』(ゾイド)をより緻密に細かなディテールと関節ギミックで再現した「HMM」(ハイエンドマスターモデル)シリーズ。そのHMMシリーズとしての最新作であり、『ZOIDS』の象徴たる恐竜型ゾイド『ゴジュラス』(1/72スケール)が12月に発売される。「すべてのゾイドファンへ贈る挑戦状!」として制作された「RZ-001 ゴジュラス」の魅力に迫っていこう。

12月に発売される『ZOIDS』のHMMシリーズ『ゴジュラス』(1/72スケール)

そもそも『ZOIDS』とは、ギアやモーターに似た器官を備えた恐竜や動物の姿に似た機械生命体で、1983年にTOMYが子供向け動力玩具として商品展開をしたのが始まりである。ゲームやアニメなどさまざまな展開を見せながら、今年生誕30周年を迎えることになる。HMMシリーズは、タカラトミーの『ZOIDS』シリーズと、コトブキヤのプラスチックキット技術がコラボレーションした商品で、2006年に第1弾『RPZ-02 シールドライガー』が発売、12月に発売予定の『ゴジュラス』を含めると78体が発売され、累計50万個以上を売り上げる人気シリーズである。

シールドライガー

ブレードライガー

コマンドウルフ

ジェノブレイカーレイヴン仕様

ライガーゼロ

タカラトミーの『ZOIDS』が動力で動くことにこだわったアイテムであることに対し、HMMシリーズの『ZOIDS』はプロポーションやディテールに拘った、よりハイエンドなプラキットであることが大きな魅力となっている。

幾度の危機を乗り越えて誕生した『ゴジュラス』

12月に発売される『ゴジュラス』は、2011年6月に東京・お台場「東京カルチャーカルチャー」で開催されたイベント「第3回ゾイド公開商品企画会議」により正式に商品化が決定。過去2回行われた会議でも大型ゾイド商品化の要望はあったのだが、そのボリュームから商品化は常に二の足を踏まれていた。

『ゴジュラス』の発売が告知された「第3回ゾイド公開商品企画会議」のイベント中では、「バスターキャノンは付けて欲しい」「格納庫を付属して、転ぶシーンの再現を」といった希望から「股関節はビス止めがいい」「本体1万3,800円、マークIIユニット3,980円で」といった具体的な要望など、『ゴジュラス』の商品化を望むユーザーから多くの意見が飛び交うこととなった。正式に商品化が決定された後も、社内では何度か商品化中止の声も上がったが、ユーザーの声に後押しされ、またHMMゾイドチームが一丸となり、2年の歳月を経て商品化。全高約322mm×全長約513.5mm×幅約195mmという、HMMシリーズ史上最大のサイズを誇り、作り応え十分のフルボリュームキットが完成した。

コトブキヤショップ購入特典「ゴジュラス 新共和国イメージカラー外装パーツ」

過去のHMMシリーズを凌駕するハイディテール&可動

より攻撃的にアレンジされたプロポーション、そしてアグレッシブなポージングが可能となった『ゴジュラス』。プラモデルの常識を越えるほどの大きさと約1,100に及ぶパーツ数など、その作り甲斐のあるスケール感が注目されるが、ほかにも目を引く部分が多々存在している。

それは、実在の兵器として存在するかのような緻密なディテールと大きさに反する高い可動域である。さらには各部に配された『ZOIDS』のアイデンディティとも言えるキャップが"らしさ"を演出している。ゴジュラス最大の特徴である「後部へ長く伸びた尻尾」は最もアレンジされており、先端の「AMD30mmビーム砲」はハッチが展開し内部に格納が可能。左右に装備された「マクサー30mm多用途マシンガン」は折りたたみギミックを搭載している。尻尾は1節目(アンカー付属部)以外が同じ径の軸で接続されているので好みの長さに変更することも可能となっている。

また、各部の関節がフレキシブルに可動するので、力強い咆哮や格闘シーンを再現できることが最大の魅力である。共和国のエンブレムやマーキングなどのデカールが付属しているので、自分なりのゴジュラスをカスタマイズアレンジすることも可能。

CAD原型によって誕生した「RZ-001 ゴジュラス」

今回発売される『ゴジュラス』は、フルCAD原型によって作られている。CADは「computer aided design」の略で、コンピューター上で立体物を作り上げていくシステムのこと。HMMシリーズでは、それまで『ライガーゼロ専用イェーガーユニット』などで、部分的にCAD原型を採用してきていたが、すべてのフルキットの全行程をCAD原型で制作したのは、2012年8月に発売された『EZ-049 バーサークフューラー』。『ZOIDS』シリーズは、その造形の特徴から、CADと相性の良いデザインが多いが、手原型の表現力が必要な箇所に関しては手原型で行い、適宜応用の制作工程を選択していくことになるという。(※手原型…原型師が手で作り上げる原型)

「RZ-001 ゴジュラス」は、現在コトブキヤの公式ショッピングサイト「コトブキヤダイレクト」で予約受付中。価格は2万4,150円。なお、コトブキヤダイレクト、およびコトブキヤ直営店で本商品を購入すると、『ゴジュラス 新共和国イメージカラー外装パーツ』が特典としてプレゼントされる(数量限定、無くなり次第終了)。

(C) TOMY ZOIDS is a trademark of TOMY Company,Ltd. and used under license.

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