iPhoneの最新モデル「iPhone 5s」「iPhone 5c」の発売が迫ってきました。

しかし、新iPhone発売にともなってネットをにぎわせるのが、入手した喜びの声と初期不良による悲鳴。注目の製品を初期不良リスクかまわず発売日すぐに買う人のことを業界用語で「人柱」と言いますが、今回のiPhoneも人柱の嘆きが飛び交うのでしょうか? 誰よりも早く入手した優越感と不具合のガッカリ、喜びも悲しみも味わえるのが初物買いの妙味でしょう。

さて、これまでiPhoneにどんな初期不良があったのか? iPhone 5発売で判明した不具合をまとめてみました。今、振り返っても様々なことがありました。新製品を買おうと思っている人は、これを読んで苦難を乗り越える糧にしていただきたい。

不具合ゼロであることを期待したい

iPhone 5で写真を撮ると「紫フレア」が映り込む

iPhone 5の初期不良として有名なのは、撮影すると光の部分がうっすらと紫色になるカメラの紫フレア現象。もともとデジカメには明るい部分と暗い部分の境目にうっすらと紫の帯が乗りやすいんですが、iPhone 5では著しく目立ちます。また、iPhone 4でも青いフレアが出るという話も。照明部分も撮影することで対処できます。

マップでありえない表記が続出

これはiPhone 5というよりはiOS 6の問題ですが、iPhone 5の発売直後にiOS6のマップで誤表記が多いと話題になりました。表記ズレや別の建物・団体名が表記されている、はたまた「パチンコガンダム駅」という架空の駅名も登場するなど。現在はマップアプリの更新で、こういった問題は改善されています。

iPhone 5でWi-Fiにつながらない?

スマホを買ったらWi-Fi設定を行なうのは当たり前のことですが、iPhone 5を買った一部の人から「つながらない」という声が出ました。原因はハードウェアによるもので、Appleストアで交換したら解決した人が多いようです。

Wi-Fiにつながるものの極端にスピードが遅い

これはAppleサポートコミュニティなどで話題なった症状。Wi-Fiに接続はできるものの、速度がいちじるしく遅くてネット利用に支障をきたすというもの。通信に使う暗号を「WPA2」から「WEP」や「暗号ナシ」にする改善したという声もありますが、この方法はセキュリティ面で問題があり不正アクセスの危険が大きいので、やらないよう注意してほしいです。