MAGASTORE

雑誌に特化した電子書籍ストアで、あらゆるジャンルの商業誌はもちろんフリーマガジンもそろっている。独自の機能として、雑誌名だけでなく発売日から目的のコンテンツを探すことが可能だ。ただし、雑誌の電子化にあたって著作権の関係で掲載できない記事があったり、写真もマスク加工されている部分があるので、買う前に「目次を見る」機能で見たい内容が載っているかどうかチェックが必要。パソコンやスマホ・タブレット以外にも専用アプリを入れればKindle Fireで読むことができる。

運営 電通/YAPPA
対応端末・OS Windows/Mac/iOS/Android/Kindle Fire

GALAPAGOS STORE

シャープが運営する電子書籍ストア。書籍点数が多くて、バランスがそろった品ぞろえ、キーワードや価格、発売日でも検索できるシステムなど使い勝手がいい。幅広いジャンルの書籍を読みたいタイプ向けだ。また、定期購読したい雑誌や新聞の自動配信機能やおすすめ配信、2400×4096ドットの高精細版のコンテンツも多く、ユーザーフレンドリーな作り。

運営 シャープ
対応端末・OS Windows/iOS/Android

iBookstore

Appleの電子書籍ストアがの日本語版が今年3月にスタートし、Kindleストア対抗馬になるのではと注目されていたが、現状まだラインナップが少なく大手出版社の人気タイトルに絞って販売している様子だ。端末はiPhone、iPad、iPod touchとiOSの端末のみ。ただし、ひとつの端末で購入した書籍のデータは、同じiTunes Storeのアカウントを登録している端末にダウンロードしてくれるのがAppleユーザーにとって便利だろう。また、データは単なる書籍の電子化にとどまらず朗読機能やフォント変更などアプリ的な仕掛けがあるものの、マンガは見開きでしか表示されないなど独特のクセがある。

運営 Apple
対応端末・OS iOS

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日本の電子書籍ストアの主要なところを11サイト紹介してきたが、それぞれラインナップや機能に特色がある。また、読みたい電子書籍がどのサイトでどの端末で買えるのか検索してくれるサイト「hon.jp」というものも登場した。自分の読書タイプや持っている端末を元に、自分にぴったりのストアを探してみてはいかがだろうか。

(記事提供: AndroWire編集部)