と、"第一回原稿入稿時"には思っておりました。その後、こんな連絡が……。

通話のダイジェスト

担「佐藤さん。なんだかNTTドコモからiPhoneが出そうなんですけどどうしましょう?」

佐「どうしましょう? とは何を?」

担「いやいや、前回原稿貰ったじゃないですか。あれですよ! 結論がNTTドコモのiPhoneが欲しいってなってますけど、出ちゃうみたいだしどうします?」

佐「あー、あれか。って、本当にでるの?」

担「詳しくは情報が来ていないので、11日(日本時間2013年9月11日に開催された「Apple Special Event」での発表)を待つしかないですね」

佐「ということはリライト?」

担「デス」

佐「デスじゃねぇよッツ」

とまぁ、入稿時には問題がなかったネタなのに"担当が暖めすぎた"(編集・記事化しないで放置する)せいで書き直しという悲しい状況に。

というわけで、iPhoneが主要3キャリアで発売されることを念頭に、スマートフォンについてちょっと考えてみたいと思う。iPhoneの良い理由&Androidが良い理由だ。 まず、iPhoneが良い理由だ。まずもって、取り巻く環境が素晴らしい。新製品発売日には、"なぜか"対応するフィルタやケースが"複数"並び、日が経つにつれ純正だけでなく、さまざまなサードパーティ製のアクセサリが数多く登場する。

そしてなにより、発売のスパンがある程度固定されているため、次の製品が発売されるまでの期間が明確(たぶん)であり、そういった安心感が、さまざまなメーカーがアクセサリ開発に参入できるという下地になっているわけだ。

たとえば、iPhone 5が販売されている現在でも、iPhone 4Sのアクセサリは入手できる。ユーザーが多くいるため、在庫を持っていてもある程度捌けるからだ。ユーザーとしても、縛りである"2年間"は、対応アクセサリが入手できる環境を維持したい。そういったバランスのよさが、たぶんiPhoneの魅力なのだと思う。

もちろん、端末としての使いやすさ、アプリの豊富さ、そういったものも当然評価されている。小生が言いたいのは、そういった"端末の魅力"は当然のこと、環境も良いということだ。

iOS用アプリの数は軽く2000を超え……

しかし"惜しい"と思うところもある。それはソフトウェア的なパーソナライズだ。フォルダを使ったアプリの管理や壁紙の変更などには対応するが、あくまで基本的な部分のみしかカスタマイズできない。アプリによっていろいろできるとの意見もあるだろうが、それはAndroid端末にもいえること。ある程度完成された状態なので、パーソナライズ、カスタマイズというよりは"使いこなし"の部分がネタになるわけだ。