通常版はWi-Fi対応でストレージ容量に応じて16GB版と32GB版の2種類が用意されるが、それに加えて4G LTE対応の32GB版もオプションとして用意されている。Nexus 7のスペックシートによれば、4G LTE対応版は米国版と欧州版の2種類が存在し、前者はBand 1/2/4/5/13/17、後者はBand 1/2/3/4/5/7/20の対応となっている。どちらを手に入れるかで使えるネットワークが大きく異なるため、気になるユーザーは事前にチェックしておくといいだろう。なお、米国版ではAT&T、T-Mobile、Verizon WirelessのLTEネットワークに対応するとGoogleでは説明している。

駆動時間はHD動画再生で9時間、Webブラウジングで10時間ほど

旧モデルとのスペック比較。スピーカがステレオサラウンド対応へと強化されている

なお、米国での販売開始は7月30日からで、Best Buyをはじめとする各小売店での取り扱いが行われる。4G LTE対応版と米国外での提供開始は数週間内としており、対応地域に含まれている日本では後日正式アナウンスが行われるとみられる。価格は16GB版が229ドル、32GB版が269ドル、4G LTE対応32GB版が349ドルだ。

米国での販売開始は7月30日より。写真の一覧にある店舗での取り扱いが行われる

4G対応版と米国外での提供開始は数週間内に開始されるとのこと。日本も対象国に含まれており、後日正式アナウンスがあるとみられる

Android 4.3 "Jelly Bean"は地味に進化

今回Nexus 7が標準搭載してくるのがAndroid 4.3 "Jelly Bean"だ。今回初めて公開されるOSバージョンで、初搭載デバイスがNexus 7ということになる。細かい変更は多々あるものの、あくまでマイナーチェンジの扱いであり、目立つ変化は少ない。