7月7日の七夕の日の昼、東京都中野駅近くの会場である催しが行われた。その名は「UTAWIT(ウタウィット)」。「UTAWIT(ウタウィット)」は日本語の「UTA」(=歌)と、タガログ語の「AWIT」(=歌)をつなげた造語であり、一言で言えば、日本在住のフィリピンの人たちの"のど自慢大会"だ。なんと全国各地で予選が行われる本格的な大会で、今回筆者が取材したのはその皮切りとなる東京予選である。海外送金サービスを手がけるセブン銀行もこのイベントに協賛しており、大いに盛り上がった。

"のど自慢大会"「UTAWIT(ウタウィット)」の東京予選が行われた

在日フィリピン人のチャリティーのど自慢大会「UTAWIT(ウタウィット)」、全国14箇所で予選

在日フィリピン人ののど自慢大会「UTAWIT(ウタウィット)」は、在日フィリピン人向けメディアである「Jeepney Press(ジープニー・プレス)」が主催し、すでに9回目を迎える。7月7日の東京予選を皮切りに全国14箇所で予選が行われ、各予選を勝ち抜いた美声の持ち主たちが、11月に東京都目黒区で開かれる全国大会に出場できる。

参加者は日本の歌かフィリピンの歌を歌い、音程や声の質などさまざま項目別に本格的な審査が行われる。

主催者である「Jeepney Press(ジープニー・プレス)」発行人の金子アイリーン氏に「UTAWIT(ウタウィット)」開催の目的を聞いてみた。

「このイベントは、優れた才能を持った歌手の発掘や、歌を通してのフィリピンと日本の文化交流などを目的としています。しかし、最大の目的はチャリティーであり、恵まれない子供たちに学校をつくるための支援金を、このイベントで募っています」(アイリーン氏)。

「Jeepney Press(ジープニー・プレス)」の発行人の金子アイリーン氏

最初にチャリティー活動についての報告ビデオが上映された

在日フィリピン人の皆さんにセブン銀行の海外送金サービスが好評!

このイベントにはいくつかのスポンサーがついており、その一つがセブン銀行。セブン銀行は、海外に住む家族や知人に手軽に送金したいというニーズに応え、全国1万8,000台以上のATMから簡単かつ迅速に送金できる「海外送金サービス」を提供している。世界最大の送金ネットワークを持つウエスタンユニオンと提携しているため、200以上の国と地域、48万カ所以上の拠点で受け取りでき、在日フィリピン人の皆さんにも大変喜ばれている。

イベントの途中では、寿司屋の女将でセブン銀行海外送金サービスのPRキャラクターも務める在日フィリピン人の二瓶マリさんやセブン銀行の社員らがステージに上がり、「海外送金2周年記念キャンペーン」についてお知らせを行った。

セブン銀行では海外送金サービスのさらなる認知度向上・利用促進のため、7月1日より9月30日まで海外送金サービス2周年記念キャンペーンを実施中だ。期間中に初めて送金いただいたお客さまにもれなく1000円をプレゼントする「初回送金お試しキャンペーン」と、期間中に送金いただいたお客さまを対象に、その中から抽選で100人に1万円をプレゼント(総額100万円)する「総額100万円プレゼントキャンペーン」を行っている。

二瓶マリさん(左)をはじめ、セブン銀行の社員らが海外送金サービス2周年キャンペーンについてお知らせ

今回のイベントでセブン銀行の海外送金サービスを知り、その場で申込みをする人も

19名が美声を披露、会場は大盛り上がり

会場には家族連れも多く、100名近くの人が集まった。さすが全国大会を目指すだけあって、19名の参加者のどの方も美声ぞろい。日本語やタガログ語、英語で美しく力強い歌が披露されるたびに聴き惚れていた。

家族連れで来ていていた人も多く、「UTAWIT(ウタウィット)」が、フィリピンの人たちの大きな楽しみになっていることがうかがえた

優勝したのはジョン・アレハンドロさん。セブン銀行の海外送金サービスは昨年から利用しているといい、「セブン-イレブンはいろんなところにあるので、とても便利。フィリピンのマニラにいる家族に、いつもお金を送っています。送金手数料もリーズナブルで大変使いやすい」と話してくれた。アレハンドロさんの全国大会での活躍が楽しみだ。

優勝したジョン・アレハンドロさん。セブン銀行の海外送金をいつも利用しているという。