iPhoneのカメラ機能でおいしそうな料理をパシャリ、飲み物をパシャリ……自宅ならば自由だが、飲食店ではそうもいかない。TwitterやFacebookにアップロードするにせよ、自分のブログで公開するにせよ、他の客まで映してはいけない。そもそも、写真を撮っていいかどうか店員に確認すべきだろう。

シャッター音もいかがなものか。iPhoneのカメラ機能はシャッター音を無効化できないため(回避する方法はある)、撮影時は必ずパシャリと音が出てしまう。騒がしい店内はともかく、静かなところでは他の客の迷惑になりかねない。飲食店での撮影の是非を巡り意見はいろいろあるが、店や他の客への配慮を忘れないことがマナーといえるのではないか

撮影OKだとしても、できるだけ迷惑にならないよう心配りが必要だ。使うと料理がおいしそうに見えなくなりがちなフラッシュはさておき、シャッターを切る回数はほどほどにすべき。それに、シャッター音も抑えたほうがいい。

そう、シャッター音は無効化できないが、スピーカーを指で塞げば音を抑えることはできる。被写体の位置によっては、シャッターを切るときの手の姿勢が多少アクロバティックになるが、コツをつかめば周囲に聞こえないレベルまでシャッター音が小さくなる。ケースを装着していると指先を密着できないぶん不利だが、素の状態で利用しているのならば効果は確かだ。

操作手順をカンタン解説

1 iPhone 5の場合、本体下部右側のメッシュ部分下にスピーカーが配置されているので、この部分を指先で塞ぐ。左側のメッシュはマイクなので塞いでもあまり意味はない

2 左手でiPhoneを支えつつ、右手親指でスピーカーを塞ぎ、人差し指でシャッターを切る。自分1人がかろうじて聞こえるレベルまでシャッター音を抑えることができるはずだ

(提供:iPad iPhone Wire)