スマートフォンは使いこなすことができれば便利なツールだが、初心者にとってはわかりづらい部分も多い。とりわけ、従来のフィーチャーフォンと使い勝手が異なることなどによって、スマートフォンの普及とあわせて初心者向けのサポートコンテンツの需要が高まっている。そんな中、「スマホお悩みサポートメニュー」というスマートフォン向けサイトでサポートの充実を図っているのがNTTドコモだ。同サイト内のコーナーである「お悩みズバッと!」は、「モバイルプロジェクト・アワード2013」のモバイルコンテンツ部門で優秀賞に選ばれている。本稿では、「スマホお悩みサポートメニュー」と「お悩みズバッと!」の特長や使い方を紹介しよう。

モバイルプロジェクト・アワード2013の優秀賞に選ばれたNTTドコモの「スマホお悩みサポートメニュー」

モバイル・コンテンツ・フォーラム(MFC)が主催する「モバイルプロジェクト・アワード2013」は、モバイル業界の優秀なプロジェクトチームや個人を表彰する賞で、プラットフォームやハードウェア、コンテンツなどの各部門ごとに表彰が行われ、5月29日にはワイヤレスジャパン2013の会場で表彰式が開催された。同アワードのモバイルコンテンツ部門で優秀賞のひとつに選ばれたのが、ドコモの「スマホお悩みサポートメニュー」内の「お悩みズバッと!」だ。

「スマホお悩みサポートメニュー」は、ドコモスマートフォンのdメニューの「お客様サポート」から利用でき、「お悩みズバッと!」をはじめ、読み物コンテンツや用語集など、スマートフォンの悩みや疑問をいつでも簡単に解決できるコンテンツが用意されている。

サポートコンテンツというと、取扱説明書やシンプルなQ&Aなど、文字ばかりで構成されたものも多い。とりわけ初心者には使いづらかったり、ハードルが高いイメージだが、「スマホお悩みサポートメニュー」は、楽しさやわかりやすさを重視した悩み解決コンテンツとなっているのが特長だ。

オリジナルキャラクターとしてさまざまなコーナーに登場するのが、ウサギのキャラクターの「ナニナニバニー」。初心者向けの「ナニナニバニーのはじめてのスマホ」では、画面に表示されるスマートフォンのイラストをタッチしながら、ナニナニバニーと一緒にスマートフォンの基本操作をレッスン形式で学べる。また、スマートフォンや携帯電話に関する"トリビア"をチェックできる「スマホトリビア」といった上級者も楽しめるコンテンツも用意。親しみやすさを前面に打ち出したラインナップとなっている。

ナニナニバニーと一緒にスマートフォンの基本操作を学べる「ナニナニバニーのはじめてのスマホ」

スマートフォンや携帯電話に関する"トリビア"をチェックできる「スマホトリビア」

今回、モバイルプロジェクト・アワード2013で優秀賞を受賞した「お悩みズバッと!」は、人工知能を利用した新感覚のQ&Aコーナー。従来のQ&Aサービスでは、キーワード検索から自分の悩みに近い質問を探し、回答を閲覧する方式のため、自分の求める回答になかなかたどり着けないという問題があった。しかし、「お悩みズバッと!」では、自分の悩みや質問を文章で入力することで、人工知能が文脈を読み取って最適な回答を表示し、求める回答に確実にたどり着けるようになっている。また、文章を途中まで入力することで候補を表示するサジェスト機能も備えるなど、すばやく回答を閲覧することもできる。

人工知能を利用したQ&Aコーナー「お悩みズバッと!」で知りたい回答を簡単に得られる

サジェスト機能によって、すばやく質問を探して回答を閲覧することが可能

閲覧した回答は、URLをメール送信してあとから確認できるほか、TwitterやFacebookなどのSNSへ投稿して友達に共有することも可能。悩みが解決したかどうかを3段階で評価できる機能も備えている。

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今やスマートフォンは小中学生から高齢者に至るまで幅広い層に普及しており、通信キャリアやメーカーにとっては、フィーチャーフォンに親しんできたユーザーなどに、いかに障壁を少なくスマートフォンを使ってもらうかが課題となっている。おもに初心者を対象としたサポートの充実が求められるが、その中でもドコモの「スマホお悩みサポートメニュー」は、オリジナルキャラクターや人工知能によるQ&Aコーナーを用意するなど、わかりやすさや親しみやすさを重視した取り組みと言えるだろう。

先日発表された2013年夏モデルでも、フィーチャーフォンに近い感覚で操作できる「docomoシンプルUI」に対応した端末や「らくらくスマートフォン 2」が用意されるなど、ドコモがスマートフォン初心者のサポートに重きを置いているのがうかがえる。スマートフォンへの機種変更を検討しているユーザーにとって、これらのサポートの充実も大きな判断材料のひとつになるだろう。