背面には本体と一体型の「Kickstand(キックスタンド)」が備わっており、「Surface Pro」を立てて操作したいときに便利だ。「Surface RT」と同じく角度の変更はできないが、22°という角度は見やすいので特に不満は感じなかった。

ただし、キックスタンドで自立するという仕様上、ノートPCのように不安定な場所、たとえば膝の上にキーボード(タッチカバー)を置いて使うのは若干やりにくい。あくまで安定した机の上などに置いて、きちんとした姿勢で使うべきデバイスである。

キックスタンドで自立する。角度は22°で固定

サイドにはUSB3.0を搭載

そのキーボードだが、「Surface RT」と同じくスリムでスタイリッシュな「Touch Cover(タッチカバー)」が4色(ブラック、ホワイト、シアンブルー、マゼンダピンク)と、よりしっかりとした打鍵感が得られる「Type Cover(タイプカバー)」が1色(ブラック)発売される。

もっとも、純粋にキーボードとして見た場合、特にタッチカバーはかなり打ちにくい。タイプカバーは幾分マシだが、それでも長文はややしんどい。ここはカバーとしてのデザイン性とトレードオフなので、仕方のない部分だ。長文をガリガリ書きたいなら素直に普通のPCを使うべきだろう。

タッチカバーが4色、タイプカバーが1色

閉じた状態

開いた状態

なお、タッチカバーは9,980円(税込)でタイプカバーは10,980円(税込)。端末には同梱されないので気をつけよう。