蛍光色のネクタイだとか、辛さ50倍のカレーライスだとか、そういう尖ったものが欲しくなるときはある。若いうちは尖ることも大切だ。しかし「無難な線って大事だよね」と、最近よく思うのである。無難な線には間違いがない。

様々な機種が発売され、百花繚乱の様相を呈してきたAndroidスマートフォン市場。選択肢の幅が広がることは歓迎なのだが、いざ契約しようとすると何を基準にして選んだら良いのか迷うこともある。そこで、本稿では「無難な線」を考察してみたい。すなわち、NTTドコモの18機種、KDDI(au)の10機種、ソフトバンクの7機種の中から、「カタログスペック上、最も平均的なスペック」を有する機種を突き止めてみることにした。平均的な機種=無難な機種、という発想である。考察の中で見えてくるものはあるだろうか。

3キャリア計35機種の中から、最も平均的なAndroidスマートフォンを考えてみる

スペックから探る

NTTドコモが現在、総合カタログ(2013年5月)のスペック一覧表に載せているAndroidスマートフォンは全18機種におよぶ。ディスプレイサイズでは4.0インチ(らくらくスマートフォン F-12D)から8.6インチ(MEDIAS W N-05E、4.6インチ×2枚)まで幅広いラインナップとなっている。最も多いサイズは4.7インチと5.0インチのタイプで、それぞれ4機種ずつあった。単純に平均をとると4.9インチ。サイズの平均値は約135×68×9.9mm、重さの平均値は約148gだった。

年々、高スペック化が進むAndroidスマートフォン

CPUに関しては、1.5GHzのクアッドコアが8機種と最も多く、次いで1.5GHzのデュアルコアが5機種あった。一方、メインカメラの画素数では810万画素(GALAXY S III α SC-03Eなど4機種)から1630万画素(ARROWS X F-02Eなど2機種)までモデルによって幅が出ている。最頻値は1310万画素(6機種が該当)で、平均値は1202.8。バッテリーサイズに関しては1660mAh(スマートフォン for ジュニア SH-05E)から3100mAh(GALAXY Note II SC-02E)まであり、平均値は約2171mAhとなった。

NTTドコモの端末で比較対象にしたのは、表中の18機種